少し部屋で休んでいたら、
あっという間に16時になり慌てて衣装を身に付けると、スタイリストの本谷さんがやって来る。
「少し、手直しさせて頂きます。」
ヘアメイクと化粧直しをしてくれて、
パーティー仕様に変装する。
「凄い、さすがプロ、別人みたいです。」
いつもより華やかに着飾り、自分から見てもびっくりする。
「こちらのアクセサリーは堀井社長からです。」
と、眩いばかりのネックレスとイヤリングをつけられて驚く。
「えっ⁉︎いつの間に…。」
「ドレスが決まったその日に堀井社長からお電話を頂いて、
ドレスに似合うアクセサリーをと所望されましたので。」
にこりと笑って答えてくれる本谷さんも、
またカッコ良くてその道のプロという雰囲気を醸し出している。
「先程、堀井社長の着替えもお手伝いに行って来ましたが、一段と素敵な感じでしたよ。奥様の事ばかり気にされてましたが。」
そう言われて、果穂は翔の過保護ぶりにちょっと恥ずかしくなる。
「僕が言うのも何ですが、お似合いのご夫婦ですね。社長が奥様を溺愛する気持ちもよく分かる。」
ますます恥ずかしくなり俯いてしまう。
「では、僕はこれで失礼します。
後ほど、社員の方が迎えに来られるようなのでそれまで、お部屋でお待ち下さい。」
そう言って、本谷さんは帰って行った。
以前、商品開発部の戸川さんが『メイクとドレスは女の武装』だって言っていた事を思い出す。
私もちゃんと武装出来てるかなぁ…。
あっという間に16時になり慌てて衣装を身に付けると、スタイリストの本谷さんがやって来る。
「少し、手直しさせて頂きます。」
ヘアメイクと化粧直しをしてくれて、
パーティー仕様に変装する。
「凄い、さすがプロ、別人みたいです。」
いつもより華やかに着飾り、自分から見てもびっくりする。
「こちらのアクセサリーは堀井社長からです。」
と、眩いばかりのネックレスとイヤリングをつけられて驚く。
「えっ⁉︎いつの間に…。」
「ドレスが決まったその日に堀井社長からお電話を頂いて、
ドレスに似合うアクセサリーをと所望されましたので。」
にこりと笑って答えてくれる本谷さんも、
またカッコ良くてその道のプロという雰囲気を醸し出している。
「先程、堀井社長の着替えもお手伝いに行って来ましたが、一段と素敵な感じでしたよ。奥様の事ばかり気にされてましたが。」
そう言われて、果穂は翔の過保護ぶりにちょっと恥ずかしくなる。
「僕が言うのも何ですが、お似合いのご夫婦ですね。社長が奥様を溺愛する気持ちもよく分かる。」
ますます恥ずかしくなり俯いてしまう。
「では、僕はこれで失礼します。
後ほど、社員の方が迎えに来られるようなのでそれまで、お部屋でお待ち下さい。」
そう言って、本谷さんは帰って行った。
以前、商品開発部の戸川さんが『メイクとドレスは女の武装』だって言っていた事を思い出す。
私もちゃんと武装出来てるかなぁ…。