どうにかして声を出す。



「緋が大好きだからだよ」






さらに謎が深まった。



「実は星の宮地区の高校の生徒会は、すべて暴走族なんだ」



それを先に行ってよ……ってえ!?



「で、生徒会長は総長が、そして、副会長は総長の愛する人、つまり姫が務めることになってるんだ」


「無理なら、仕方ない。だけど……」



おねがいできないかなぁ?



でた、千歳のかわいい子攻撃!


私は毎回これに弱い。


ゲーム風にすると。


《千歳が現れた!》


《千歳がかわいい子攻撃を仕掛けてきた!》


▶・防御する
 

《緋に10000のダメージ!》


ー緋は力尽きた……ー


▶・逃げる


《逃げられなかった!》


《緋に10000のダメージ!》


ー緋は力尽きた……ー