そんなことを思っていたのに、先輩は
私の問いにすぐ答えた。


「…えっ?」


「…何、驚いてんの?あんたから誘ったじゃん。早く行こー」


なんて先輩は言うもんだから、
ついつい、家に案内してしまった…


家に着き、先輩をソワァー座らせといた。
私は一人暮らしだから、親はいない。


家に向かってる間得れた情報は、

先輩はやっぱり3年生で、
名前は、『柊 紫羽』

…どこかで聞いた事あるような?

そんな疑問が浮かんだけど、
まぁ、いいやってスルーした。

そして、あんなところで寝てた理由は、
…お腹すいたから。だったそう。