「…別に平気じゃない?」


「ダメです。離れてください。」


そのあと学校に行く時はちゃんと2m離れて歩いてくれた。

朝学校に行くと、幼なじみが声をかけてきた。
彼の名前は、寺島 隼人。


「隼人ー、おはよ。」


「ゆう、はよっ」


「あと2週間でさ、」


ギクッ…あと2週間という言葉を…聞きたくない…


「はい…」


「テストだけど、平気そう?」


そうなんだよね…あと2週間でテスト…
先輩のこととかもあって普通に忘れてた…