私は先輩の髪を撫でる。
髪きれい。

「…」

無性に先輩にくっつきたくなってしまって、
先輩に私から抱きつく…。先輩の胸にスリスリする。先輩の匂いだと思い、安心する。

「先輩……好きです」

聞こえるはずないのに、
そんなことを呟いていた。

そんな自分に、
だんだん恥ずかしくなってきて、先輩にくっついていたけど、離れようとしたとき、

「ゆぅ?」

「えっ…」

先輩の方を向こうと、上をむくと、

先輩は起きていて…