遥が作ったお弁当、美味しかった。
昨日の夜、「わたし、明日お弁当ふたり分作るね!」って言われた時からずっと、胸の中に温かいものが広がっていた。
全部食べるのがもったいなかったな。
昼ご飯の後、遥がお土産屋をちらちら見ていて行きたそうだったから店に入った。
手を繋ぎながら店内を歩くと、星型のアクセサリーを見つけた。小さい頃、遥は星好きだったな。今もかな?
カップルだからお揃いのものを買っても違和感ないだろうけど、僕、嫌われてるしな。
「ちょっとトイレ。お土産見てて?」
「うん。てかわたしもトイレに行く」
さすがにトイレまで手を繋がなくてもよい。手を離し、男女別それぞれのトイレへ。
繋いでいる時は気が付かなかったけど、ずっと緊張しすぎてか、手が汗ばんでいた。
とりあえず手をハンカチで拭いた。そして遥が女子トイレに行ったのを確認すると、急いで星型のキーホルダーがある売り場に向かった。
遥がお揃い嫌がったら、自分でふたつ使えばいいや!って思いながら、こっそりふたつ購入。
うまく渡せるかな?
昨日の夜、「わたし、明日お弁当ふたり分作るね!」って言われた時からずっと、胸の中に温かいものが広がっていた。
全部食べるのがもったいなかったな。
昼ご飯の後、遥がお土産屋をちらちら見ていて行きたそうだったから店に入った。
手を繋ぎながら店内を歩くと、星型のアクセサリーを見つけた。小さい頃、遥は星好きだったな。今もかな?
カップルだからお揃いのものを買っても違和感ないだろうけど、僕、嫌われてるしな。
「ちょっとトイレ。お土産見てて?」
「うん。てかわたしもトイレに行く」
さすがにトイレまで手を繋がなくてもよい。手を離し、男女別それぞれのトイレへ。
繋いでいる時は気が付かなかったけど、ずっと緊張しすぎてか、手が汗ばんでいた。
とりあえず手をハンカチで拭いた。そして遥が女子トイレに行ったのを確認すると、急いで星型のキーホルダーがある売り場に向かった。
遥がお揃い嫌がったら、自分でふたつ使えばいいや!って思いながら、こっそりふたつ購入。
うまく渡せるかな?