「んー、今度告白されたら他の学校に彼女がいるって断わろうかな」


「あー、なるほど、そしたら私じゃないってなるよね」



「逆に俺が彼女がいるって断った事で仲がいい菜摘ちゃん?ってなったんだろうね、申し訳ないね」


「菜穂の肩から顔出して謝られてもね(笑)」

菜穂に後ろから抱きついたまま話していた。



「ごめん、もう戻れないや(笑)笑いすぎて疲れちゃったんだよ」

私のせいだから菜摘ごめんと菜穂が言う。



「私も聞かれたら違うって言うしかないよね」

まあ、直接聞かれないとは思うんだけど…



「だね、それか彼氏でも出来れば」


「無理だよ〜、そんな簡単に出来るわけないじゃん」



「でも、菜摘ちゃんて大冴の事結構気に入ってるよね」



「本当に?菜摘」



「ふ、普通だよ、今日だって本返そうと思って呼んだら急ぐからって冷たかったし」


よくわかんないもん……



「大冴は言葉が少なすぎて誤解されるんだよな、でもモテる」



「瞬くんもモテるね」


頭をなでてくれる。

菜摘がいてもおかまいなしにイチャイチャしてる2人