次の日、朝から人はいっぱい
外部もOKだからカフェがたくさんあってもそれなりにお客さんは入る
「瞬弥、休憩行く?」
「俺、彼女待ち(笑)」
みんなが振り向いた。
「お前、ホントに彼女いたの?」
「もちろん」
「告白減らすために嘘だと思った」
「それをよく言われるから呼んだ」
嬉しそうに笑っている
「菜摘、よかったね、これで噂から解放されるよ」
麻耶が言った。
「どうかなぁ……」
「どういうこと?」
「ん〜後でわかる、先に休憩に行こ」
菜摘と麻耶は教室を出た。
「有里って休憩最後だったよね、1人で大丈夫かな」
そう、この間から菜摘は気になっていた。
菜摘と麻耶と有里は担当が違うから休憩は一緒に取れたはずなのに、有里は回りたいとこがあるからと私達との休憩を避けて1番最後にしたのだ。
そしてその時間帯の休憩には大冴くんが入っていた事……