下校時間になり次々とみんな帰っていく。
今日はクラスの半分も残ってくれなかった。
こんなんで大丈夫なのかな
去年みたいに揉めたくないし……はぁ帰ろう
菜摘は帰ってからこれからの予定と決め事など色々紙に書いてみた。
部屋にいると菜穂と瞬弥くんの声がした。
部活帰りに寄ったようだ。
相談してみるか……
コンコン
ドアを開けると瞬弥くんはベッドにいた
「ちょっといい?」
「瞬くん?」
「うん」
「瞬くん、起きて〜」
「うーん、ちょっと寝させてって言ったじゃん」
「あっ、じゃあ起きたら連絡してよ」
「わかった〜」
菜摘は部屋から出ていった。
「瞬くんは意地悪だなぁ〜起きてるのに(笑)」
「寝たいよ、菜穂と……来て、ぎゅーしたい」
今は菜穂の事考えたいんだよと言ってくれる
「うん」
瞬くんがたくさんのキスをくれる
「もう〜後で菜摘の話をちゃんと聞いてよ」
「わかってるよ、先に充電しときたいんだよ、チュッ」
「んっ……好き」