2人目はまさかと思っていたが大冴の事を知ると自然に惹かれていき大冴の事を好きになって別れた。
大冴は当然知らないがそういう事があってから付き合うのを断ってきた。
本当に俺の事を好きで告白してくれた子もいたとは思うが2人続くとかさすがに……
あの頃はもう信じる事が出来なかった。
「菜穂ちゃんは俺のどこが好きなの?」
「最初は一目惚れだったけど、ちょっと話せるようになって、やっぱり同じ甘いもの好きって知ってから嬉しくて」
「どうして?」
「だって、私が作るお菓子を食べてもらえるじゃないですか~」
ニコッと笑顔になった。
「それに、1人でデザートとか食べていて相手が食べない人だったら一緒に楽しめないと思うから……って恋愛の事なんて全然わからないのに偉そうに答えちゃってごめんなさい」
「いや、俺が聞いたから」
菜穂ちゃんなら……信じれるかな
瞬弥は菜穂の手を軽く引っ張り立たせた。
「菜穂ちゃん」
「はい」
「正直、まだ菜穂ちゃんの事をよく知らないし、好きの感情はないんだ」
「それは私の片思いなので仕方ないです、
今日助けてくれてありがとうございました
会えるかと思ってこの時間にコンビニに行ってたのもやめます、ストーカーみたいですよね
ご迷惑をおかけしました」