土曜日菜摘と菜穂は体育館に来ていた。



後ろの方でしか見れなかったが瞬弥くんの活躍で勝利した。


「人がいっぱいだね」


「まあ、他の学校もたくさんいるしね」



「来てよかった、バスケしてる瞬くんカッコよかった」



「よかったね」


菜穂が嬉しそうだ


「明日何か作ってあげよう、帰ろっか」



「もう一試合見なくていいの?」



「次はシード校となんだって、だから見られたくないみたい」



「そっか、じゃあ帰ろ」


「買い物して帰りたい」



明日何作ろっかな〜といいながら帰路についた。




次の日、菜摘は大冴の試合を見に来ていた。



観客席見ないっていってたしね



ちゃんとした空手の試合も見てみたかった。



「菜摘ちゃん」


「瞬弥くん」


「来てたんだ」



「どんなのか見てみたくて」



瞬弥は隣に座った。



「今日は個人戦だから多分優勝するよ」



「瞬弥くんも強いって聞いたよ、2人の対決とかも見てみたかったな」



「大冴には全く敵わないよ、だからバスケを始めたんだから」

大冴みたいに性格上ストイックになれないと
言っていた。