次の日の朝、真広さんに教えてもらった軽いメイクをして、学校に行くと友達にも好評だった。
菜摘らの学校は衣替えは個人にまかせられる
菜摘も夏服に替えていた。
昼休みにいつもの3人でお昼を食べていると
「どこで切ったの?」と聞かれる。
「店じゃなくてね、知り合いの練習台になっただけ、専門学校いってる人なんだけどね」
「何か色っぽくなったよね」
「リップかなぁ(笑)」
大冴はご飯を食べ終わり前に西が座っていた。
「何かさ和田って雰囲気かわったよな」
「そうだな」
「何かエロくない?」
大冴はピクッと手が動いた。
隣にいた別の男子グループからも
「わかる〜今日エロいよな夏服だからかな」
「あっ、今さ髪の毛を耳にかけてソーセージ食ってるのヤバくない?」
髪の毛をかける……
食う……
「ヤバい、元々さ、スタイルもめっちゃ良くない?細いのに出てるとこ出てるしな」
出てる……胸か
「俺は尻の方が好き」
「もうフェチじゃん」
「フェチは男女関係なくあるしさ」
はぁ、低レベルな会話……