「ご、ごめんね。早く忘れないといけないのに全然忘れられなくて…なんの為に涼太君と付き合ってるのかな」



「謝らないでください。そんな簡単に忘れられる訳がないじゃないですか。そんな事出来たら誰だってしてる…だから辛くなったり悲しくなったら連絡してくだい。すぐに神楽先輩の所に向かって慰めます」



涼太君は私がほしい言葉をくれる…



「あ、りが、とう」



「それでいいです。謝るよりお礼言ってください。その方が神楽先輩の気持ちも楽になる」