「ねぇ、ディアナ。あなたの裸体がまぁまぁだということは認めるわ。だけど、わたしたちの裸体(それ)はあなた以上よ。だから、見せびらかしてもらわなくて結構。さっさとしまってちょうだい」

 ゾフィが代弁してくれた。

「わたしたち?」

 だけど、ゾフィの代名詞がひっかかった。

 わたしのつぶやきがきこえたみたい。リタとゾフィが同時にこちらを振り返った。

 視線が合った瞬間、二人の美貌に気弱な笑みが浮かんだ。