リタとゾフィがふきだした。笑いは伝染する。侍女長と侍女もふきだし、慌てて「申し訳ありません」と頭を下げた。

「いいのいいの。笑ってちょうだい。笑うのは、体と心にいいんだから。いくらでも笑ってちょうだい」

 笑いながら勧めた。

 わたしってどんどん違ってきていないかしら?
 まぁ、いいわよね。

 とりあえずは、初めてのお茶会は無事に終了した。と、思う。