あたしの顔も、蓮につられて真っ赤になる。
「それって、プロポーズ?」
……ずっと、って事は…。
永遠、って事…だよね?
あたしの直球に蓮は、飲んでいた水を吹き出した。
「…ッ、ストレートに言いすぎッ」
え、間違ってるの?
…でも、蓮の顔は嘘ついているとは思えない。
「……ていうか、あたしでいいの?」
こんな…、女の欠片もない女なのに…。
蓮なら、可愛い子、もっと拾えるよ…?
「…また、それ聞く…。」
蓮はため息をついて、もう一度あたしを見る。
え、あたし前も言ったんだ?
「…アンタだから、いいんだ」
蓮の言葉に、声が出なかった。
蓮も流石に自分の言った言葉に、照れているのか焼きそばを慌てて食べ始めた。
「痛…ッ!」
蓮は、フォークで自分の唇を刺した様子。