* *
とりあえず、外では話しづらいという事なのであたしの家までは何も話してくれなかった。
「で、何なの?」
家に着くなり、あたしは蓮に問い詰めた。
優はあたしのベッドに勢いよくダイブする。
な!!
人のベッドで勝手に寝やがって!!
……怒鳴ろうとしたけれど、今は蓮の話が大事。
あたしはふたたび蓮に視線を向ける。
「今から話す事、誰にも言うなよ?」
蓮はあたしを睨み、念をおすようにして低い声で言った。
あたしは何度も何度も、頷いた。
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