* *


「れーん…!寂しそうだったから、遊びに来たよー」


あたしはさっきまで千明と遊んでいたが、突然の優の登場によってあたしは邪魔者になってしまった。


だから、一人で寂しく立ちながら焼きそばを食べ続ける蓮の元へと駆け寄った。


「……寂しそうって…。」


あたしに気付いた蓮は、焼きそばを食べながら呆れていた。


「どうせ優が来て、邪魔だと思って俺のとこ来たんだろ?」


う………。

図星…。


だって、蓮とは…

顔合わせづらいもん…。


「だって…」

「別に、俺の事なんか気にせずに優達と遊べば?俺、ここでずっと焼きそば食ってるし」


嫌だよお…。


何で、今日の蓮はこんなに冷たいの…?


あ…。そうか…


あたしは自分の全身を見下ろした。

やっぱり…。