「い…っ、痛いっ!!」
下半身を中心に、ものすごい痛みが全身に襲い掛かってくる。
「は…?」
蓮は、動きを止める。
「今、絶対奥までいっきに突いたでしょ!?」
あたしはもう何がなんだかわからず、ただ叫び続けた。
「はあ?まだ…、そんな挿れてねえよ…」
蓮の息遣いはところどころ荒れていた。
ものすごい痛みに流され、あたしの興奮は既に掻き消されていた。
でも、まだ蓮はあるのだろう…。
だから、そんな息が荒いんだ…。
じゃなくて!!!
「もう、無理!!中断!!」
あたしはイク前に、白旗をあげた。
「……はあ…ッ!?ちょ…ッ、待って、我慢して…。俺、本当無理…」
「あたしも、無理なんだってばあ!!」
結局、喧嘩に発展……。