「え、あ、ちょ…!?雪!?」


蓮が上半身裸のせいで、蓮の体温が直に感じられて顔が真っ赤になる。


蓮は動揺を隠せない様子だった。





あたしはハッと我にかえる。



そして勢いよく蓮から離れた。


「わああ!!ごめん!!」


蓮はずっと黙ったままだった。


と、言うより…

固まっている…?


「蓮?」


あたしは蓮の顔の前で手をヒラヒラと揺らす。


「えっ、ああっ、わ…」


蓮はあたしと視線が合うなり顔を真っ赤に染めた。


あたしもつられて顔が真っ赤になる。


それを隠すようにして、あたしはベッドの下に顔を埋めた。