蓮の顔は青ざめていて、右手で口を抑えていた。
「でしょお?」
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今日も相変わらずに
綺麗だね。
抱きしめたい。
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彼氏とは
いつまでも倦怠期な
んだね。
別れたら
僕と付き合おうか。
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そのほかにも、気持ち悪いメールはたくさんあった。
「しかも誰か分からねえヤツと付き合ってられるかよ!」
「また、変なところで突っ込む!!
そこで突っ込んで欲しいわけじゃないの!」
あたしは蓮の頭を、バシッと叩く。
ワックスで整えられた髪が、乱れていく。
「で?俺に何してほしいわけ?」
蓮は、他人事のように言って、欠伸をする。
「何…してほしいって…。
別に、あんた…あたしの彼氏じゃん…。だから、あたしを助けてさ?」
「ふーん…」
蓮は、"自分は関係ありません"みたいな顔丸出しで頷く。
……ム…、ムカツク!!