アキ。
今でも心の奥深くであなたの事を思ってる。
私は、直太とミフユと一緒にいれてとても幸せだよ。
だから、いつあなたと再会しても、もう大丈夫。
泣いたりなんかしない。
アキにすがろうとなんて絶対しない。
あなたと会えるその日が来るのを、祈ってる。
これからもずっと。
洗濯物を取り入れようと、ベランダに出た。
空を見上げると、抜けるような青空が広がっている。
その青空に、アキが絵本の表紙で描いたような白い月がぽっかりと浮かんでいた。
この広い空の先のどこかで、アキと繋がってる。
「お母さぁん!ジュースこぼしたぁ!」
家の中からミフユの甲高い声が響いた。
「もぉ!座って飲みなさいって言ったのにぃ。」
私はベランダの草履を無造作に脱ぎ捨てると、慌ててミフユの声の方へ走って行った。
『アキ、大好きでした』
☆完☆
最後まで読んで下さった皆様。
ありがとうございました!
今でも心の奥深くであなたの事を思ってる。
私は、直太とミフユと一緒にいれてとても幸せだよ。
だから、いつあなたと再会しても、もう大丈夫。
泣いたりなんかしない。
アキにすがろうとなんて絶対しない。
あなたと会えるその日が来るのを、祈ってる。
これからもずっと。
洗濯物を取り入れようと、ベランダに出た。
空を見上げると、抜けるような青空が広がっている。
その青空に、アキが絵本の表紙で描いたような白い月がぽっかりと浮かんでいた。
この広い空の先のどこかで、アキと繋がってる。
「お母さぁん!ジュースこぼしたぁ!」
家の中からミフユの甲高い声が響いた。
「もぉ!座って飲みなさいって言ったのにぃ。」
私はベランダの草履を無造作に脱ぎ捨てると、慌ててミフユの声の方へ走って行った。
『アキ、大好きでした』
☆完☆
最後まで読んで下さった皆様。
ありがとうございました!