もう一度直太に打ち直した。
まずは赤ちゃんができてたって報告を入れて。
メールを送るなやいなや直太から携帯に連絡が入った。
「おい!大丈夫なのか?」
かなり気が動転した様子だった。
「うん、今は落ち着いてる。でも、しばらく入院したほうがよさそう。」
「そっか。とにかく俺今から早退するよ。入院準備も俺がするからハルはとにかく安静にしてろよ。」
「早退なんて、いいよ。こっちは大丈夫だから。」
「何言ってんだよ。絶対安静だろ?」
「そうだけど。今は体もしんどくないし、少しくらいなら動けるから。」
「お前はしんどくなくても、お腹の赤ちゃんはしんどいんだって。」
ハッとした。
そっか。
切迫流産で一番つらいのは、お腹の赤ちゃんなんだ。
私が無理ばっかりしてるから、苦しくて出血しちゃってるんだよね。
「ごめんなさい。」
思わず口からこぼれた。
「なっ、誤るようなことじゃないよ。とにかく、ハルはベッドで寝てろ。」
自分が情けない。
ここまで、自分のことばっかり考えて行動していた。
そう、すべてアキが私の中心にあった。
何やってんだろ。
以前、夏紀さんが言ってたっけ。
このままだったら、私だけじゃなく、子供まで壊れてしまうって・・・。
その時は、子供のことなんて実感もなくてわからなかったけど、今、その言葉の意味が痛いほどわかるような気がした。
まずは赤ちゃんができてたって報告を入れて。
メールを送るなやいなや直太から携帯に連絡が入った。
「おい!大丈夫なのか?」
かなり気が動転した様子だった。
「うん、今は落ち着いてる。でも、しばらく入院したほうがよさそう。」
「そっか。とにかく俺今から早退するよ。入院準備も俺がするからハルはとにかく安静にしてろよ。」
「早退なんて、いいよ。こっちは大丈夫だから。」
「何言ってんだよ。絶対安静だろ?」
「そうだけど。今は体もしんどくないし、少しくらいなら動けるから。」
「お前はしんどくなくても、お腹の赤ちゃんはしんどいんだって。」
ハッとした。
そっか。
切迫流産で一番つらいのは、お腹の赤ちゃんなんだ。
私が無理ばっかりしてるから、苦しくて出血しちゃってるんだよね。
「ごめんなさい。」
思わず口からこぼれた。
「なっ、誤るようなことじゃないよ。とにかく、ハルはベッドで寝てろ。」
自分が情けない。
ここまで、自分のことばっかり考えて行動していた。
そう、すべてアキが私の中心にあった。
何やってんだろ。
以前、夏紀さんが言ってたっけ。
このままだったら、私だけじゃなく、子供まで壊れてしまうって・・・。
その時は、子供のことなんて実感もなくてわからなかったけど、今、その言葉の意味が痛いほどわかるような気がした。