「でしょ?とってもおいしいんだから。ささ、食べましょう。」
荻原さんも嬉しそうにお箸に手をつけた。
一口かじる。
中から熱々の肉汁があふれ出した。
ほんとにおいしい。
さっきまでのムカムカはどこかへ吹き飛んでいった。
荻原さんがそんな私を楽しげに見つめていた。
「でさ、ハルちゃん。今度、連載書いてみない?」
急なフリに思わず、熱すぎるお肉の固まりを一気に飲み込んでしまった。
「うわっ。あづっ。」
「あらら、ごめんごめん。お水飲んで。」
荻原さんは、さっとお水の入ったグラスを目の前に出してくれた。
「ありがとうございますっ。って、連載ですか?私みたいなヒヨコが?」
「ヒヨコって・・・。もう十分、たくさんの作品書いてるじゃない。」
「でも、もっとすごい作家さんなんていくらでもいるじゃないですか。」
「うーん、これは全くの私の好みっていうか。ハルちゃんの作品で心が和む人って沢山いると思うのよ。今のこのご時世、とりわけ癒されたい人が多いっていうか。童話って、大人も子どもも共通して癒す力があると思うのよね。ハルちゃんみたいに、年齢的にも感性的にも丁度中間地点にいる作家さんって私にとっては貴重なんだ。」
なんだかうれしい。
「今回の作品も、編集部でも大絶賛だったのよ。泣いてる編集者もいたくらい。」
「えー、そうなんですか。泣いて下さるなんて、ありがたいな。」
そして、ちょっぴり気恥ずかしい。
「アキとのコラボが、更にハルちゃんの作品の魅力をひきたてたっていうか。」
アキ。
確かにそうかもしれない。
私の思い以上に作品に沿ったイラストを描いてくれたアキ。
「で、しばらくアキとハルちゃんのコラボで連載したらどうかなって。」
アキと??
荻原さんも嬉しそうにお箸に手をつけた。
一口かじる。
中から熱々の肉汁があふれ出した。
ほんとにおいしい。
さっきまでのムカムカはどこかへ吹き飛んでいった。
荻原さんがそんな私を楽しげに見つめていた。
「でさ、ハルちゃん。今度、連載書いてみない?」
急なフリに思わず、熱すぎるお肉の固まりを一気に飲み込んでしまった。
「うわっ。あづっ。」
「あらら、ごめんごめん。お水飲んで。」
荻原さんは、さっとお水の入ったグラスを目の前に出してくれた。
「ありがとうございますっ。って、連載ですか?私みたいなヒヨコが?」
「ヒヨコって・・・。もう十分、たくさんの作品書いてるじゃない。」
「でも、もっとすごい作家さんなんていくらでもいるじゃないですか。」
「うーん、これは全くの私の好みっていうか。ハルちゃんの作品で心が和む人って沢山いると思うのよ。今のこのご時世、とりわけ癒されたい人が多いっていうか。童話って、大人も子どもも共通して癒す力があると思うのよね。ハルちゃんみたいに、年齢的にも感性的にも丁度中間地点にいる作家さんって私にとっては貴重なんだ。」
なんだかうれしい。
「今回の作品も、編集部でも大絶賛だったのよ。泣いてる編集者もいたくらい。」
「えー、そうなんですか。泣いて下さるなんて、ありがたいな。」
そして、ちょっぴり気恥ずかしい。
「アキとのコラボが、更にハルちゃんの作品の魅力をひきたてたっていうか。」
アキ。
確かにそうかもしれない。
私の思い以上に作品に沿ったイラストを描いてくれたアキ。
「で、しばらくアキとハルちゃんのコラボで連載したらどうかなって。」
アキと??