帰り道。
電車に揺られながら、ぼんやりと窓の外を眺めた。
そういえば・・・。
そろそろこないだ校正した作品が掲載された雑誌が出ても言い頃だよね。
なのに、あれから荻原さんの連絡が一向にこないよな。
たまには私から確認入れてもいいよね。
荻原さん、かなりアキとのイラストのコラボを絶賛してくれてたんだし、まさか今頃になって頓挫したなんてことはないでしょ。
電車から降りると、気分転換にもなると思って荻原さんに電話をかけてみた。
「あら、ハルちゃん。私も電話しなくちゃって思ってたとこだったのよ。」
荻原さんのいつもの明るい声が耳に響いた。
「いや、こないだ校正した作品、問題なければそろそろ発行される時期かなぁって思って。」
「そうそう、実は困ったことになってね。」
「困ったこと?」
「あれから、最後の色校チェックをアキにお願いしたんだけど、アキと連絡がとれなくなっちゃって。」
「アキと?」
電車に揺られながら、ぼんやりと窓の外を眺めた。
そういえば・・・。
そろそろこないだ校正した作品が掲載された雑誌が出ても言い頃だよね。
なのに、あれから荻原さんの連絡が一向にこないよな。
たまには私から確認入れてもいいよね。
荻原さん、かなりアキとのイラストのコラボを絶賛してくれてたんだし、まさか今頃になって頓挫したなんてことはないでしょ。
電車から降りると、気分転換にもなると思って荻原さんに電話をかけてみた。
「あら、ハルちゃん。私も電話しなくちゃって思ってたとこだったのよ。」
荻原さんのいつもの明るい声が耳に響いた。
「いや、こないだ校正した作品、問題なければそろそろ発行される時期かなぁって思って。」
「そうそう、実は困ったことになってね。」
「困ったこと?」
「あれから、最後の色校チェックをアキにお願いしたんだけど、アキと連絡がとれなくなっちゃって。」
「アキと?」