「すげぇ!奇遇だなぁ!俺、今度「春咲」さんの童話のイラスト描かないか?って言われてるんだ。」
「本当?!」
驚いて、思わずまたアキの顔を見上げた。
「本当だって!とりあえず、「春咲」さんの今までの童話を読んだイメージイラストを描いて送るよう言われてたんだ。まだ採用されるかどうかはわかんないけどね。」
アキは、一人で何度もうなずいてはこの偶然にかなり感動した様子だった。
なんだか素直っていうか・・・その時見せた無邪気な表情は、ちょっぴりかわいかった。
・・・それにしても、そ、そうなの?
私の今度の童話のイラストを描く候補にアキがあがってたなんて。
私もかなりびっくりした。
こんなドラマみたいな偶然、現実に起こるなんて思いもしなかったから。
「俺、春咲さんの書く話好きだよ。」
アキは、すっと目を伏せて、らしくもない照れ笑いした。
私の書く話って、結構根暗な感じのストーリーが多いから、絶対アキみたいなちゃらけた軽い人種には理解不能だと思ってたんだけど。
アキって意外と繊細なのかな。
その時、ふいにアキの携帯が鳴った。
「本当?!」
驚いて、思わずまたアキの顔を見上げた。
「本当だって!とりあえず、「春咲」さんの今までの童話を読んだイメージイラストを描いて送るよう言われてたんだ。まだ採用されるかどうかはわかんないけどね。」
アキは、一人で何度もうなずいてはこの偶然にかなり感動した様子だった。
なんだか素直っていうか・・・その時見せた無邪気な表情は、ちょっぴりかわいかった。
・・・それにしても、そ、そうなの?
私の今度の童話のイラストを描く候補にアキがあがってたなんて。
私もかなりびっくりした。
こんなドラマみたいな偶然、現実に起こるなんて思いもしなかったから。
「俺、春咲さんの書く話好きだよ。」
アキは、すっと目を伏せて、らしくもない照れ笑いした。
私の書く話って、結構根暗な感じのストーリーが多いから、絶対アキみたいなちゃらけた軽い人種には理解不能だと思ってたんだけど。
アキって意外と繊細なのかな。
その時、ふいにアキの携帯が鳴った。