蓮「り、りおっ…俺が、怖くないの?」

莉央『──なんで?だって蓮くんは蓮くんでしょ?怖くないよ、大好きだよ』



 グッと唇を噛み締めた蓮が、再び莉央のことをギュッと抱きしめる


蓮「莉央が可愛すぎて、しんどい。俺喧嘩なら誰にも負けねぇ自信あるし、誰に殴られても倒れたりしないと思う。」


莉央『…え、何の話、、』


蓮「でも、莉央に"好き"って言われると一瞬で()られるっ。たった一言で全部心臓持っていかれるっ…あぁー・・・抱きたいっ、」



────蓮くんが、壊れた



蓮「莉央ちゃんっ、」


 ふいに、いつものように優しく莉央の名前を呼ぶ蓮。黙って蓮と目を合わせると─…



蓮「すっげぇ、好き。俺…お前のこと、マジでどうしようも無いほど好き」