「夢羽のクラスはたしかA組だったよね。そっちに変更してもらおうかな…」 い、痛い…………。 「あ、でも夢羽のクラスに会いに行くのも、僕の存在をアピールできそうだからそれもそれでありか…」 視線が痛いです。 私の前に現れた、いわゆる幼なじみのリンちゃんこと巴月凛くん。 かなりのイケメンさんで、隣を歩くのも一苦労。 主に女の子たちの視線が、私にグサグサ突き刺ささる。 普段見られているのとは違う感覚で、何か違う感情も含まれてる気がするのは気のせい…?