しばらくその場から

動かずに昨日のことを

思い出してると

俺の前を通り過ぎる奴がいた…

一瞬で誰なのか分かった俺は

『待てよ!!松山!!』

そう言って手首を掴んだ…

「なに?」

俺の手をほどいて

言う松山…

そう俺の前を

通りすぎたのは

松山だったんだ…