私は普通に頷く…。

それを見た宮沢は

顔を両手で覆って

何やら嬉しそうに

叫んでいた…。

何?

このテンションの高さ…

さっきとは

全然違うじゃない?

ヘンなやつ…

そんなことを思いながら…。

『それじゃあ、帰るわね…。このこと報告したかっただけだから!』

そう言って空き教室から

出ようとすると

「松山!!」

大声で宮沢に名前を呼ばれた…。