『いいの?』


『はい。私の毛皮が好きだとマスターから聞いております。』


『ふかふかだ....。』


花梨様はすぐに小さな寝息をたて寝てしまわれました。


(私も少し眠りますか。)

尻尾を花梨様にそっと掛けると私は瞳を閉じました。