『蓮様....どうなさったの....あたくし寂しくて......あの唇...指使い..』


(聞きたくないです。)


『ケルベロス、蓮様に聞いて!』


私は多分今、凄く渋い顔をしているに違いありません。


『直接お聞きになってはどうですか?』


『嫌われたくないの。』


いい加減イライラして来ました。