【時はさかのぼり、桜良と竜海がお付き合いした時のお話です】
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これで竜海さんに誘われたのは3度目..
今日も会社帰りに美味しいレストランに
連れて行ってもらったのだ。
毎回誘われる度に、本当に私で良いのかと申し訳なくなるほどだ。
私なんて平凡中の平凡だし、会話だってほとんど聞いてるだけでうまい返しなんてできないのに。
桜良はスーツ姿で運転する彫刻のような美しい横顔をこっそりと横目で盗み見る。
運転する姿も格好良すぎて
キュンと胸が苦しくなる。
未だに慣れない専務の美しさに
私の心臓はいつもショート寸前だ。
このまま、家に帰りたくないけど
もっと一緒にいたいなんて言って
ドン引きでもされた日には一生立ち直れない。
「上杉さん」
いきなり専務に名前を呼ばれ
私の心臓はドキッと跳ねた。
「は、はい」
「明日は休みだし、もう一つ寄りたいところがあるんだけどいいかな?」
「だ、大丈夫ですっ」
私はまだ一緒にいれるんだと
嬉しくなって思わず顔が緩んだ。
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これで竜海さんに誘われたのは3度目..
今日も会社帰りに美味しいレストランに
連れて行ってもらったのだ。
毎回誘われる度に、本当に私で良いのかと申し訳なくなるほどだ。
私なんて平凡中の平凡だし、会話だってほとんど聞いてるだけでうまい返しなんてできないのに。
桜良はスーツ姿で運転する彫刻のような美しい横顔をこっそりと横目で盗み見る。
運転する姿も格好良すぎて
キュンと胸が苦しくなる。
未だに慣れない専務の美しさに
私の心臓はいつもショート寸前だ。
このまま、家に帰りたくないけど
もっと一緒にいたいなんて言って
ドン引きでもされた日には一生立ち直れない。
「上杉さん」
いきなり専務に名前を呼ばれ
私の心臓はドキッと跳ねた。
「は、はい」
「明日は休みだし、もう一つ寄りたいところがあるんだけどいいかな?」
「だ、大丈夫ですっ」
私はまだ一緒にいれるんだと
嬉しくなって思わず顔が緩んだ。