明日和(ゆうちゃん 感動しちゃったよ! あんなに何回も転んでもすぐ立ち上がって滑る女の子 初めて見たよ⭐︎)


悠姫(キャハ⭐︎見直してくれた!?でも髪の毛 いきなり ビチョビチョになっちゃったじゃん***)

明日和(ハハ!ビチョビチョになっても 直毛だから そんな感じも かわいいかもよ!)

悠姫(ヒヒヒ⭐︎ だから悠姫は かわいいんだって!!(笑)

明日和(フフ、また自分で言ってるや(笑)


マジ(じゃあ あと半分 頑張ろっか!)

(ここからは 斜面も優しいから ここまでのガッツ見てる限りだと もう余裕だよね!)

悠姫(うん!!もう大丈夫⭐︎ ありがと⭐︎⭐︎⭐︎)


そして 三人は 優雅に 残り半分のゲレンデを滑り出した!


シャーッ シャーッ シャーッ シャシャ!!


明日和(よっしゃ!)
((ちょっくら ゆうちゃんでも・・・))

明日和は後ろから着いてくる悠姫を見ようと振り返ると 調子よく滑ってきて明日和の横でエッジをかけて明日和の板と平行になるように止まった!

ジャジャッ!!

明日和(バッチリだね!)
悠姫(うん⭐︎)


(あれ? ・・・)


明日和(え?・・・)


悠姫(キャハッ⭐︎)


明日和(な、なんで(汗)


(えーーーーーっ!!(汗)


ズルズルズル〜*


悠姫(キャハハハハ〜⭐︎⭐︎)


ドサアッ!!!

悠姫が明日和の上に重なりスローモーションな感じで倒れた。

明日和(ねえ。。。 なにこの転びかた。。。)

悠姫(だって 止まれたけど脚に力が入らなくなっちゃったんだもん(笑)

明日和(俺、 まだ今日は転んでないし この後も転ぶ予定なかったんだけど。。。)

悠姫(だって しょうがないじゃ〜ん⭐︎(笑)

明日和(それでもって こんなスローな転び方してるのに やけに雪まみれ。。。)


近くを滑って明日和達の一部始終を見ていただろうカップルがクスクス笑っていた。


明日和(ねえ、 起きてよ(笑)

悠姫(うん。分かってるけど 板が絡まってるし 脚が弱ってるし 上手な起き上がり方が みつからない(笑)


明日和(ねぇ、 このままだと 雪の中に埋もれて凍結して化石化して死んじゃうよ!)

悠姫(そんな訳ないじゃん!!(笑)
(キャハハハハハ⭐︎)


マジは 助けにくるには ちょっと難しい場所まで降りていたので 困った様子で 明日和達を眺めながら待っていた。


そしてそのうち 滑ってきた紳士な男性が手をかしてくれ二人は 無事立ち上がれた。
悠姫(ありがとうございました〜⭐︎⭐︎⭐︎)


明日和はスキーウェアについた雪をはらいながら
(やれやれ 、しっかり雪まみれになれたね(笑)

(僕まで 髪の毛が ビチョビチョになったや〜ん***)


悠姫(でも あすくん くるくるして かわいいよ(笑) キャハハ⭐︎)

明日和(それが イヤなんじゃん!!(汗)(笑)

(あなたはいいよ!直毛だから 濡れてもなんだか 爽やかでさぁ!!)

(僕なん くるくる唐草模様みたいになって迷走しちゃってるんだから(汗)

悠姫(キャハハハハハ⭐︎)
(あすくんったら 例えるのがうまいね!!(笑)

明日和(ゆうちゃんったら 人を笑うのがうまいね!!)

悠姫(だって あすくん 独特なんだも〜ん!!(笑)

明日和(どっちがだ!!独特なのはそっちだろ!!(笑)



そして この後はマジの指導も受けながら一日中スキーを楽しんだ。

悠姫はもともとは運動神経が良い方だったらしく 調子よく上達していった。

マジもこの日がきっかけで悠姫とは しっかり仲良くなり いつになく楽しそうだった。

そう過去に貴史から麗子を紹介してもらった時よりも 明日和と共に理恵、一代と仲良くなった時よりも悠姫と仲良くなった今回のが 相当 ご満悦な様子だった。



そこから逃げだすことは誰にも出きることさ♪
あきらめという名の傘じゃ雨はしのげない♪
何もかもが知らないうちに♪
形を変えてしまう前に♪
いつか その胸の中までも♪
くもらぬように right away♪
おいかけるのさ my friend♪
トランク一つだけで浪漫飛行へ in the sky♪
飛びまわれこの my heart♪


スキー場のレストランで流れていた曲で マジが大好きな曲でもある
「米米クラブのアルバムKOMEGUNYの浪漫飛行より引用
作詞 : 米米クラブ」