🦆51
「ロ、ロレンツオ様」
「おうハリー元気にしていたか?
お前グレースを射止めたらしいな
ハリスから聞いたぞ
俺にも祝いさせろよ
挙式は何時の予定だ?」
「いえ、まだ殿下の御病気が
完治されるまで未定です。」
「そうか、まあリアに合わせてくれ見舞いに来た‼️」
「=͟͟͞͞(•̀ω•́ ‧̣̥̇)そ、それは!
こ、困ります」
「なんだなんだ、面会できんのか?そんな大病なのか?」
ロレンツオはズカズカと足をはやめた。
「まてま、待ってください」
リアの部屋へと向かう
ロレンツオを必死で止めるがハリーの言う事をロレンツオは無視
ロレンツオはなんかあると感じていた。
バババ━━━━━━━━━━━ン
エエッ(((;꒪ꈊ꒪;)))
てんこ盛りのオムにドカーンな
ステーキ🥩
そして美〇と野獣に出て来そうな
大男が美味そうなプルンプルンな
シャインマスカットを口に運び
ブロブロブロリーン・⌒ ヾポイ房ごと
かぶりついていた。
肉と炭水化物&フルーツの
見事な乱れ食い
もはや家畜並、一国の主とは
呼べ無いレベル
出荷OKな🐮
( ꒪⌓꒪)
ロレンツォは・・・
リアの飯食いショーを暫く放心状態で眺めていた。
「コ、コレは」
ハリーが慌ててリアを庇う
「私のせいなのです。
リア殿下が壊れてしまったのは
後悔でしかたありません。」
ハリーはハリーが企んだ事や
今までの行きさつをロレンツオに
話した。
「なるほど🤔
しかしそれはお前のせいでは
ないぞ
リア自信の傲慢さと弱さだ
食えと差し出された物を
拒否する選択もあったろうに!
先ずは精神科の医者を呼べ」
「精神科?」
ハリーはキョトンとしてロレンツォ
を見た。
「お前は頭が良いだけが
取り柄なのだろう?
コレはどう見てもストレスによる
過食症だ
ホースラデDーレーン国も危ういぞ
酒は大丈夫か?」
「過食症、私もそうおもいます。
はい、ビールは飲まれますが
アルコール依存症迄は飲まれません。食べ物で入らない御様子で!
殿下の気の済む様にと口は出せませんでした。」
「そうか、わかった。
フローレンスに看病させよう。」
え?
びっくりしたような顔をするハリーをロレンツォは不可解な顔をする。
「どうしたハリー?」
「良いのですか?殿下」
「ん?どういう事だ?
問題があるのか?」
「え⊙ o⊙
あのーロレンツオ様はフローレンス様が、お好きだとばかり・・」
「アハハハハ確かに‼️
大好きだゾ
しかし恋愛の対象では無いな!」
その言葉にクルリ背中を回し
肉を加えた🐮リアが振り向いた!
「ŧ‹”ŧ‹”本当か?」
「やっと話が聞こえたか?
リア」
シャインマスカットをプルプルプルと
口でこさいで実の消えた房をポイ
ノシッノシッと近寄ってガシッと
ロレンツォの肩を掴む!
(⊙…⊙ )ぎょっ
近くで見ると可成の油ギッシュ
丸々と太った大男
「今の話、
本当か?」
「は?本当だ!
彼女は好きだが、恋愛対象では
ない!
俺の好み?あれ?
俺の好みって?」
・・・どんなん?あれ?レ
「まあ、いいか!」
「フローレンスも心配している
俺の可愛い妹分に心配させるな!
ハリー、頭のいいお前なら
分かったな!」
「御意!」
ハリーはそう言うと厨房にカロリー
制限1日2100カロリーに抑えるよう
命令し肉はササミ、胸肉
油の制限、茹で野菜
徐々にカロリーを落とす作戦、
ジムにある器具を揃え
トレーナーは自らハリーが務めた
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月がすぎた
元々鍛える事には慣れているリア
この3ヶ月は誰にも会わずに
体を鍛えた!
「やる気さえおきれば
こっちのものです。」
ハリーはリアを励ましながら
数ヶ月は頑張った。
デブリンコからポッチャリ期を越えある程度身体は締まりつつある
それからやっと外にでた。
カウンセリングの効果もあり
そう走れる体になった
マラソンに水泳これからが勝負
リアは毎日走り水泳をこなし
仕事にも復帰出来た。
最近リアを見た人は
「あら殿下少し太られてない?」
何ヶ月も外に出ていないから
超デブリンの時期は誰も知らない。
日々鍛錬しつつの甲斐あって
「うわぁー今日もカッコイイ😍」
に変わる頃
ほぼ元の体型に戻っていた。
長身の鋭い目つきのイケメン
病気の回復の噂も広まって来た。
安堵するハリーとグレース
噂と言うものは勝手に広がる
口から口へ👄ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ
「だいぶ痩せただろ!」
ロレンツオはフローレンスに写メ
を見せて笑う。
「病気は本当?だったの?
お見舞い行かなくていいの?」
「いや、フローレンスを
看病に呼ぶつもりだったが
さすがに・・・」
「だいぶやせたって?
何の病気❓」
良い方のだいぶやせたと言ったつもりがフローレンスは太っちょだったリアを知らない!だから病気でやせた
と思い込み変な不安をいだかせて
しまったらしいWww
「・・・えっと👉👈
まあ病気っちあ
病気だが」
そんな会話をした後フローレンス
の顔が曇って来た。
「大丈夫かしら!」
「֊ ̫ ֊フム、そんなに気になるなら
見舞いにいくか?
ハリーに連絡をしておこう。」
なんとお人好しなロレンツォ
事の成り行きを知らない、
いや知らない方が幸せと言うものだこの地の為に無理矢理フローレンスへの恋心を消滅させられたと
言うのに・・
しかし考えようではある、フローレンスの気持ちは残念ながらリアに向いていた。
思ってもロレンツォへの想いは
カールと同じ兄として向けられた
物だ!
想い合う二人の仲には、いくら
ロレンツオと言えど入っては
行かれないだろう。
マヤは遠目に2人を見つめ自分を
無理矢理納得させていた。
やはり心の奥底には、若き青年の
柔らかい愛情をえぐり取った罪深に苦しんでもいた。
「あの決断は間違いじゃ
無かった。」
と箒にのり高く上がりながら
回転しつつヒャッホーイ
穏やかな街並みを見つめつつ
「あんまり長く生きるものじゃ
ないねぇ〜」
とつぶやきながらまた高く高く上がる☁ ☁ ☁ ☁ ☁ 🕊🕊🌿
姿を鳥に変えて
「ああ〜 ああ〜😩
やりきれない」
と又つぶやくマヤの愚痴は他の誰にも聞かせたくなかった。
リーダーの自分が決断し行う
それを手助けするメンバーには
迷いを持たせたらイケナイ!
空の中の雲の上で愚痴るしか無い!
一方フローレンスはリアの様子を
見に来ていた。
「あれ?御病気は回復されたの?」
黒のパーカに黒のトレーニングウェアを着て敷地内を走るリアを
コッソリ覗きに来たフローレンス
は呟いた。
「おや?」
そんなフローレンスをミネラルウオーターを手渡しに来たハリーが
見つけた。
後ろから声をかける。
「フローレンス様」
「(꒪ꇴ꒪ゲッ」
フローレンスは突然名前を呼ばれて
固まった。
苦手なハリーに見つかった。
「ええっと、あ、兄からの用事で!」
「良く門を入れましたね!」
「はい、カール侯爵様からの
お見舞いを預かって来た・・と」
フローレンスはしどろもどろ
「と、嘘を着いて入って来た・・と?」
何もかも見透かされてしまってる
とフローレンスは思ってしまって
何も言えなくなった。
「すみません殿下が御病気だと
聞いて心配で・・」
ククク
「分かっています
冗談ですよ。
お待ちください。」
ハリーはそう言うと手をあげた
パタパタパタと足音がして
ハリーはミネラルウオーターを
フローレンスに手渡し
「ごゆっくり」
そう言うとフローレンスを押し出しニッコリ笑って立ち去った。
パタパタと足を止めるとパーカの
帽子をあげたリアの顔には汗が
光って見える。
フローレンスは思わずハンカチを
手渡した。
パーカの中から鋭く光る目が
フローレンスを認識した途端
柔らかくなった。
柔らかいブラウンの髪は風を受け
ゴツゴツしたしっかりと硬い手が
フローレンスの頬を両手で掴んだ
「えっ・・と」
フローレンスは気まずそうな顔をする。
リアは何も喋らない!
「あのー」
リアはただ手を頬から離さず
ジ━━━━━━━━━━ッ
「あのー」
フローレンスはくねくねと右左に
顔をゆがませる。
「フローレンス」
突然思い詰めた顔をしてリアが
フローレンスの名前を呼んだ。
「?」
キョトンとするフローレンスに
リアが言う。
「良い男を探して
幸せになれ!」
「?」
「え・・・」
そう言うとリアはフローレンスの
頬からユックリと手を離し
ニッコリ微笑んだ!
リアの以外な行動に
ジ━━━━━━━━━━━━ ッ
そんなリアからフローレンスは目を離さず見つめた。
「な、なんだ?
言え、」
「いえ、お元気な姿を拝見
致しましたので安心しました。
では失礼致します
殿下、お元気で」
フローレンスはヒラヒラした
ピンクのレースの重なった
スカートをツマミ足を引き
頭を下げた( 😞 )
「・・・あぁぁあ
げ、元気で暮らせ・・ょ」
「はい。
ありがとうございます。」
リアは踵を返してランニングの
続きを始めた。
フゥゥゥウウ━━━━( -ࡇ-)…
フローレンスは長い溜息をつき
「ヤッパ、縁が無かったワ」
と諦めた。
一方リアはランニングの速度を落とし後ろを振り返らず気にしていた。
相変わらずの白い肌
柔らかな栗色の髪
丸い可愛らしい目
ランニングもその場足踏みに変わる。
「フローレンス」
リアが振り向くとフローレンスは
スタスタスタと前を向いて歩いていた!
な、なんと!!俺が見えなく
なる迄頭を下げるべきじゃないのか!
普通・・・
ちょっとSHOCK
「ロ、ロレンツオ様」
「おうハリー元気にしていたか?
お前グレースを射止めたらしいな
ハリスから聞いたぞ
俺にも祝いさせろよ
挙式は何時の予定だ?」
「いえ、まだ殿下の御病気が
完治されるまで未定です。」
「そうか、まあリアに合わせてくれ見舞いに来た‼️」
「=͟͟͞͞(•̀ω•́ ‧̣̥̇)そ、それは!
こ、困ります」
「なんだなんだ、面会できんのか?そんな大病なのか?」
ロレンツオはズカズカと足をはやめた。
「まてま、待ってください」
リアの部屋へと向かう
ロレンツオを必死で止めるがハリーの言う事をロレンツオは無視
ロレンツオはなんかあると感じていた。
バババ━━━━━━━━━━━ン
エエッ(((;꒪ꈊ꒪;)))
てんこ盛りのオムにドカーンな
ステーキ🥩
そして美〇と野獣に出て来そうな
大男が美味そうなプルンプルンな
シャインマスカットを口に運び
ブロブロブロリーン・⌒ ヾポイ房ごと
かぶりついていた。
肉と炭水化物&フルーツの
見事な乱れ食い
もはや家畜並、一国の主とは
呼べ無いレベル
出荷OKな🐮
( ꒪⌓꒪)
ロレンツォは・・・
リアの飯食いショーを暫く放心状態で眺めていた。
「コ、コレは」
ハリーが慌ててリアを庇う
「私のせいなのです。
リア殿下が壊れてしまったのは
後悔でしかたありません。」
ハリーはハリーが企んだ事や
今までの行きさつをロレンツオに
話した。
「なるほど🤔
しかしそれはお前のせいでは
ないぞ
リア自信の傲慢さと弱さだ
食えと差し出された物を
拒否する選択もあったろうに!
先ずは精神科の医者を呼べ」
「精神科?」
ハリーはキョトンとしてロレンツォ
を見た。
「お前は頭が良いだけが
取り柄なのだろう?
コレはどう見てもストレスによる
過食症だ
ホースラデDーレーン国も危ういぞ
酒は大丈夫か?」
「過食症、私もそうおもいます。
はい、ビールは飲まれますが
アルコール依存症迄は飲まれません。食べ物で入らない御様子で!
殿下の気の済む様にと口は出せませんでした。」
「そうか、わかった。
フローレンスに看病させよう。」
え?
びっくりしたような顔をするハリーをロレンツォは不可解な顔をする。
「どうしたハリー?」
「良いのですか?殿下」
「ん?どういう事だ?
問題があるのか?」
「え⊙ o⊙
あのーロレンツオ様はフローレンス様が、お好きだとばかり・・」
「アハハハハ確かに‼️
大好きだゾ
しかし恋愛の対象では無いな!」
その言葉にクルリ背中を回し
肉を加えた🐮リアが振り向いた!
「ŧ‹”ŧ‹”本当か?」
「やっと話が聞こえたか?
リア」
シャインマスカットをプルプルプルと
口でこさいで実の消えた房をポイ
ノシッノシッと近寄ってガシッと
ロレンツォの肩を掴む!
(⊙…⊙ )ぎょっ
近くで見ると可成の油ギッシュ
丸々と太った大男
「今の話、
本当か?」
「は?本当だ!
彼女は好きだが、恋愛対象では
ない!
俺の好み?あれ?
俺の好みって?」
・・・どんなん?あれ?レ
「まあ、いいか!」
「フローレンスも心配している
俺の可愛い妹分に心配させるな!
ハリー、頭のいいお前なら
分かったな!」
「御意!」
ハリーはそう言うと厨房にカロリー
制限1日2100カロリーに抑えるよう
命令し肉はササミ、胸肉
油の制限、茹で野菜
徐々にカロリーを落とす作戦、
ジムにある器具を揃え
トレーナーは自らハリーが務めた
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月がすぎた
元々鍛える事には慣れているリア
この3ヶ月は誰にも会わずに
体を鍛えた!
「やる気さえおきれば
こっちのものです。」
ハリーはリアを励ましながら
数ヶ月は頑張った。
デブリンコからポッチャリ期を越えある程度身体は締まりつつある
それからやっと外にでた。
カウンセリングの効果もあり
そう走れる体になった
マラソンに水泳これからが勝負
リアは毎日走り水泳をこなし
仕事にも復帰出来た。
最近リアを見た人は
「あら殿下少し太られてない?」
何ヶ月も外に出ていないから
超デブリンの時期は誰も知らない。
日々鍛錬しつつの甲斐あって
「うわぁー今日もカッコイイ😍」
に変わる頃
ほぼ元の体型に戻っていた。
長身の鋭い目つきのイケメン
病気の回復の噂も広まって来た。
安堵するハリーとグレース
噂と言うものは勝手に広がる
口から口へ👄ぺちゃくちゃ
ぺちゃくちゃ
「だいぶ痩せただろ!」
ロレンツオはフローレンスに写メ
を見せて笑う。
「病気は本当?だったの?
お見舞い行かなくていいの?」
「いや、フローレンスを
看病に呼ぶつもりだったが
さすがに・・・」
「だいぶやせたって?
何の病気❓」
良い方のだいぶやせたと言ったつもりがフローレンスは太っちょだったリアを知らない!だから病気でやせた
と思い込み変な不安をいだかせて
しまったらしいWww
「・・・えっと👉👈
まあ病気っちあ
病気だが」
そんな会話をした後フローレンス
の顔が曇って来た。
「大丈夫かしら!」
「֊ ̫ ֊フム、そんなに気になるなら
見舞いにいくか?
ハリーに連絡をしておこう。」
なんとお人好しなロレンツォ
事の成り行きを知らない、
いや知らない方が幸せと言うものだこの地の為に無理矢理フローレンスへの恋心を消滅させられたと
言うのに・・
しかし考えようではある、フローレンスの気持ちは残念ながらリアに向いていた。
思ってもロレンツォへの想いは
カールと同じ兄として向けられた
物だ!
想い合う二人の仲には、いくら
ロレンツオと言えど入っては
行かれないだろう。
マヤは遠目に2人を見つめ自分を
無理矢理納得させていた。
やはり心の奥底には、若き青年の
柔らかい愛情をえぐり取った罪深に苦しんでもいた。
「あの決断は間違いじゃ
無かった。」
と箒にのり高く上がりながら
回転しつつヒャッホーイ
穏やかな街並みを見つめつつ
「あんまり長く生きるものじゃ
ないねぇ〜」
とつぶやきながらまた高く高く上がる☁ ☁ ☁ ☁ ☁ 🕊🕊🌿
姿を鳥に変えて
「ああ〜 ああ〜😩
やりきれない」
と又つぶやくマヤの愚痴は他の誰にも聞かせたくなかった。
リーダーの自分が決断し行う
それを手助けするメンバーには
迷いを持たせたらイケナイ!
空の中の雲の上で愚痴るしか無い!
一方フローレンスはリアの様子を
見に来ていた。
「あれ?御病気は回復されたの?」
黒のパーカに黒のトレーニングウェアを着て敷地内を走るリアを
コッソリ覗きに来たフローレンス
は呟いた。
「おや?」
そんなフローレンスをミネラルウオーターを手渡しに来たハリーが
見つけた。
後ろから声をかける。
「フローレンス様」
「(꒪ꇴ꒪ゲッ」
フローレンスは突然名前を呼ばれて
固まった。
苦手なハリーに見つかった。
「ええっと、あ、兄からの用事で!」
「良く門を入れましたね!」
「はい、カール侯爵様からの
お見舞いを預かって来た・・と」
フローレンスはしどろもどろ
「と、嘘を着いて入って来た・・と?」
何もかも見透かされてしまってる
とフローレンスは思ってしまって
何も言えなくなった。
「すみません殿下が御病気だと
聞いて心配で・・」
ククク
「分かっています
冗談ですよ。
お待ちください。」
ハリーはそう言うと手をあげた
パタパタパタと足音がして
ハリーはミネラルウオーターを
フローレンスに手渡し
「ごゆっくり」
そう言うとフローレンスを押し出しニッコリ笑って立ち去った。
パタパタと足を止めるとパーカの
帽子をあげたリアの顔には汗が
光って見える。
フローレンスは思わずハンカチを
手渡した。
パーカの中から鋭く光る目が
フローレンスを認識した途端
柔らかくなった。
柔らかいブラウンの髪は風を受け
ゴツゴツしたしっかりと硬い手が
フローレンスの頬を両手で掴んだ
「えっ・・と」
フローレンスは気まずそうな顔をする。
リアは何も喋らない!
「あのー」
リアはただ手を頬から離さず
ジ━━━━━━━━━━ッ
「あのー」
フローレンスはくねくねと右左に
顔をゆがませる。
「フローレンス」
突然思い詰めた顔をしてリアが
フローレンスの名前を呼んだ。
「?」
キョトンとするフローレンスに
リアが言う。
「良い男を探して
幸せになれ!」
「?」
「え・・・」
そう言うとリアはフローレンスの
頬からユックリと手を離し
ニッコリ微笑んだ!
リアの以外な行動に
ジ━━━━━━━━━━━━ ッ
そんなリアからフローレンスは目を離さず見つめた。
「な、なんだ?
言え、」
「いえ、お元気な姿を拝見
致しましたので安心しました。
では失礼致します
殿下、お元気で」
フローレンスはヒラヒラした
ピンクのレースの重なった
スカートをツマミ足を引き
頭を下げた( 😞 )
「・・・あぁぁあ
げ、元気で暮らせ・・ょ」
「はい。
ありがとうございます。」
リアは踵を返してランニングの
続きを始めた。
フゥゥゥウウ━━━━( -ࡇ-)…
フローレンスは長い溜息をつき
「ヤッパ、縁が無かったワ」
と諦めた。
一方リアはランニングの速度を落とし後ろを振り返らず気にしていた。
相変わらずの白い肌
柔らかな栗色の髪
丸い可愛らしい目
ランニングもその場足踏みに変わる。
「フローレンス」
リアが振り向くとフローレンスは
スタスタスタと前を向いて歩いていた!
な、なんと!!俺が見えなく
なる迄頭を下げるべきじゃないのか!
普通・・・
ちょっとSHOCK