川岸に4魔女とフローレンス
ミシェル、スカーレットは並んで
立つ
ムカマラハンダーソウイッソウー
長い呪文が始まる
「เหจวเขขจาลมชา่จบอเจ
เหจวเขขจาลมชา่จบอเจ
เหจวเขขจาลมชา่จบอเจ
เจวเขขจาลมชา่จบอเจ・・・・」
と魔女が呟くと水飛沫が高く上がり
グルグルと渦を巻き大きな水鏡が
現れた。
「さあ、ホースラデDーレーン国
王太子リア殿下の今の日常を
現したまへーꉂꉂ📣」
4魔女のマヤが叫ぶ
すると水鏡にリアが現れた。
そしてリアの今日が写し出される。
「リア様いらっしゃいませ」
そこはホースラデDーレーン国の
南にある場所だった
一戸建てのノンビリした海沿いの
街だった、決して都会ではなく
いなかでもない空は高く青く
リゾート地だ
リアが利用するのか国のロゴが
デカくかかれた大型の船も見えた
まるでハワイな風景
少し日焼けしているのか現地の女性
なのか髪をゆるふわに流し
ボンキュッボンなナイスバディ
な美しい女性が
リアに抱きついた。
リアも彼女をギュッと抱きしめ
熱い熱い大人のキスをした。
フローレンスは今朝リアにチュッと
されたオデコに手を当て呟いた
「微妙」。
確かに、ハリーも護衛もいたが
目のやり場に
困る風な顔をしつつ彼等はヤレヤレ
とか呆れたような顔を引き締め
突っ立っていた。
「では、わたくし達は
お帰りの時間にお迎えに参り
ます。
シーハン様殿下を頼みます。」
ハリーはそう言うとリアとシーハン
と呼ばれる女性を残し去って行った。
ココはリアが用意した別邸なのだろう、広くて庭もありプールもある、家の中は高級な家具が並んで
宮殿が小さくなった感じの御屋敷
だった、使用人も何人も見える。
一人住まいなのだろうか?
魔女のマヤも不思議に思い場面を
飛ばして見るが彼女の家族らしき
姿は見えない。
高級車が二台並んで見える。
「ウッ、私の家は狭く
年寄りだって20人居る
車は父がスクラップ場から
譲り受けた改造車
・・あ!そうか
同じか、車も二台っちゃ二台
軽トラと改造車
他所から見れば
今ウチに居る年寄りは使用人なん
だし、でも、
私の家はボロくても
笑顔に溢れてる
ココはエロで溢れてる?
の違い?」
と呟くフローレンスは
何の勝負をしているのか?
しかし負けているのはリアからの
愛情だ
彼女はリアに愛され過ぎてる
そう思えた😭
場面は何度も変わる彼らの抱擁
は長く激しい、回数はどうやって
数えるのか分からないから
聞いた?。
場面は寝室へとうつる。
フローレンスは疑問をぶつける。
「リアがバタッと倒れたら1回
起き上がってヤリだしたら2回目
の始まりなんですか?」
スカーレットもミシェルも
フローレンスのカウントの問いかけに、経験あるから分かる。
૮ ,,. ̫ . ,, ა恥ずかしいくて
呆気に取られたが教えてあげないと
経験ゼロのフローレンスには分からないらしい。
しかし
性教育はやったことないし
説明してあげたくても
身内には難しい
「お義姉さま、その道のプロを
呼んで教えてもらいましょう。
花街のNO1の女性をよびましょう」
2人はただウンウンと頷いた。
4魔女はまだまだ呪文を
唱えている。
白い魔女服だから気合いも半端無く
場面は次々変わって行く。
リアはバタバタと服を脱ぎ捨て
バッチコイと構える彼女
ヤル気満々のやり放題
何時間かヤリ続け、くたびれ
たのか眠ってしまったようだ
ヤルヤツもヤル奴だが見る奴も
見る奴
フローレンスも初めて見るA○に
圧倒、頼むよ大将、アイツ、こんな
馬鹿だったのか・・
と水鏡からリアに訴える。
汚なそうなケツの動きに大笑い、
あんなに動けばクタクタも有りか
イボ痔にでもなってしまえ!
と呪いをかける。
「イテテテ」
と急にケッの穴をおさえた?
「どうしたの?」
彼女が急に起き上がる
「ウッなんで・・も無い‼️」
苦しそうな表情
が
痔が引っ込んだのか、リアは
ホッとした顔をして再開
「キャッ」
彼女は又リアに押し倒され
ANAN ANAN
フローレンスが密着している二人を
ムチでぶっ叩きたくなる!
思いっきりのヤリまくり
そりゃーお疲れ様でしょう
リ!アが泊まって帰って来なかったり
する訳がよーく分かった。
疲れた疲れたと言い
散歩出来ない訳も分かる!
ベッドの中の運動は大変そう。
口だけでなく本当に疲れていなさっ
たんだーなるほど納得ー
リアの疲れた疲れたは嘘じゃ無かっ
たという訳だ!
もう水鏡を見る事も疲れたフローレンスは
「フウ〜」
とため息を吐きボーッとしていた。
「何の為にリアの元に
花嫁修業と、かこつけて
フローレンスを送り込んだやら
リアが花嫁に迎えたいと言うから
こんなことならロレンツオにしとけ
ば良かった。
拷問にしか思えない!」
スカーレットもミシェルも呆れて
物が言えない。
フローレンスの恋心も
あの訳分からん行為をみて冷めて
しまった冷凍庫の肉に等しい!
カチンコチン
「大伯母様、大伯母様の力で
私を総務課へ戻しては
貰えませんか?仕事は好き
なので辞めたくはありません。」
「うん、そうね
でも
魔法は認められてないから
水鏡で見た事は証拠に
ならない、今は難しいかも
しれない。」
「じゃあ証拠があれば
いいのですか?」
「まあ、そうね
婚約前の違反になるし
でもリア殿下も
警戒してるはずよ
こんなに遠い所に
囲っているのですもの」
「そうなんだー」
「早まったらダメよ、慎重に
事を進めないと、相手は王太子
間違ったら大変な事になる。
時間をかけましょう。
いいわね、フローレンス」
「はい。」
もう気持ちはブツ飛んだから
給料貰えたらそれでいいかと
思った。しかし婚約破棄
は望む所だ!
「お帰りなさいませ」
もうタメ口なんか聞いてやらない!
フローレンスは固く決心した。
「・・」
リアは「ああ、帰った!」と
一言不思議そうに答えるとスグ
自室へと首を傾けながら帰って
行った。
「コンコン、お食事は
お持ちしますか?」
「ああ、頼む」
リアの浮気バレ前迄にはフローレンスも一緒に夕食を取っていた、リアはそれも内心苦痛だった。
朝、昼、夜
常に一緒、息が詰まる気すらしていた。
「こちらにご用意いたしました
御用の時、又お呼び下さいませ。」
「え、あ、フ、フローレンスは?」
「まだ、婚姻迄は別に
した方が良いと思いまして」ニコ
「そ、そうか分かった。」
リアはなんか不自然さを感じたが
それもそうだなと思った。
なぜこうなった?リアは考える。
自分はフローレンスが大好きだった
ロレンツオなんかに渡したく
無かった。
婚約した事でフローレンスを狙う
奴は居なくなった安心感が
そうさせるのか?
フローレンスは俺の物
誰も取らない、取らないとなれば
つまらない!
新しい事をしたくなる男の性か?
シーハンは俺を楽しませてくれる
普通のSE○に飽きたと言えば
アレコレ楽しませてくれる。
可愛いし綺麗だし
またフローレンスは子供だ手を出せ
ばスミス夫人に叱られそうだし
大事にしたい気持ちがあった。
しかしお飾りの様な婚約者、
つまらないと思えば
冷めてきたのかもしれない
可愛い女はフローレンス以外にも
大勢いる、慌て無くても良かった
のでは?
ロレンツオと言うライバルがいた
事で過剰になり過ぎていたんじゃ
なかろうか?。
「考え直すには
時はおそすぎる。」
リアも内心フローレンスは
お飾りだけで手を付け
られないもどかしさもあったの
だろうリアは、成人した男性だし
それなりのモノも溜まる年頃、スカーレットも
理解出来ない訳じゃない・・
半年は遊ばせて許すつもりもあった。
しかし結婚前に妾を囲い一戸建てを与え金品を用意し、車や使用人、
クールズ船で豪遊とは言語道断
そんなリアと、シーハンの生活は遂に半年を超えた。
相変わらずの豪遊ぶりは少しづつ
噂になっていた。
そんな事も知らずリアはシーハンとの日常を楽しんでいた。
毎日が夏の南のロークアット地方
リアの好きなパワーボートが
シーハンのお気に入りでもあった。
シーハンはピッタリとリアに寄り添いことある事にキスしまくり!
そんな日々に慣れていたのか
当たり前過ぎて油断したのか
沢山の記者に見張られ激写されて
いた。
証拠はフローレンスが動かなくても
ちゃんと揃った。
リアもシーハンも気づかない!
何日も立たず雑誌やテレビで
特集を組まれていた。
「殿下、殿下大変です」
朝食を運ぶフローレンスを追い越し
ハリーが何冊かの雑誌をかかえ
大急ぎで走って行った。
フローレンスはニンマリと笑う
もうパパラッチに気付かれたのが
フローレンスにも分かる。
そしてスカーレットの行動は
早かった。
証拠があればリア有責で婚約破棄を
申立て出来る。
モーリス アンダーソン家から
ウィリアム スミス家を経由し
話が進む。
リアも面倒だったのか
ウィリアム スミスからの要望を
スンナリと受け入れた。
フローレンスはスミス家にて
引き取る。
慰謝料請求などはしない代わりに
フローレンスとの接近禁止
しかし国からの請求は
シーハンの住居は没収
全ての財宝も没収
コレでフローレンスとの婚約は
破棄となりリアは自由になった。
シーハンはリアが守ると言うので
素直に従った。
今迄住んでいた南国リゾート地から
静かな農村地帯へと移る。
家は古びた空き家ではあったが
庭付きの一戸建て
シーハンは贅沢な富豪生活から一転
金遣いの激しい為ボンビーさんへと転落
リアの訪問はめっきり減
「リア様
こんな生活いゃーあ!
早く早く 元にもどしてー」
泣きつきの電話は毎日
メールも1日300
「フローレンスは、こんなに
色々文句言わなかっ
それに金品をせがむ事も
無かった。」
今更ながらフローレンスの良い
所を思い出した。