🐓36
ミシェルとフローレンスは
王宮の間の前で立ち止まった。
「いきますよ。」
ミシェルが言うと
「待って、待って!
スーハースーハー」と小さく息をする。
まあ無理も無い
まだ子供と言っても過言ではない
娘だ緊張もするだろう、
ミシェルもフローレンスの
┣¨キ┣¨キが伝わって来る。
「大丈夫?ですか?」
フローレンスはウンウンと頷き
決心したように息を飲む。
コンコン
シャー自動ドアが開いたのでノックする手を慌てて引いた
「おーびっくりしたなぁ」
フローレンスは小さな声で呟いた。
談笑していたのか
空気が変わる
全員が入口をみる。
「フローレンス」
とリアが嬉しそうに立ち上がろうとすると
ギロ
王妃のアイラがリアを睨みつけた!
「コレ、リア殿下みっともない」
王、リアン デイビーズも
「ンンッゴッホン」
と空咳をする。
シズシズと王と王妃の前に進み
フローレンスは淑やかに挨拶をする。
「モーリ ス アンダーソンの三女
フローレンスと申します。
王様王妃様に置かれましては
ご機嫌麗しく
御尊顔を拝し恐悦至極に存じます。」
と挨拶をした。
王は顎髭をなでながら
噂どおりの可愛らしいフローレンスに目を細めた。
「そちがフローレンスか
話はリアから聞いておるぞ!」
「はい、今日から宜しく
お願い申し上げます。」
「う、ううん、宜しく頼むぞ!」
厳しい目つきの王妃に気を使い
チラチラと王妃をみる。
嫁、姑問題は何処も一緒
息子の連れて来た娘は気になるものだ。
フローレンスの愛らしさに王リアンもリアが執着するのも分かる気がした。
リアも、たまたま遊びに来たロレンツオもフローレンスの愛らしさに
キュウウーン
妙な懐かしさを覚えるロレンツオ
しかし
親友であるリアの嫁候補
諦めるしかない、しかし・・・
高ぶる感情はどうしたものか!
その時王妃であるアイラが言った。
「フローレンス、リア殿下の
身の回りの事を頼みます。
然し出来ないと判断した時は
リアは別の相手との婚姻を進め
ます、それは了承して欲しい。」
ん?( ̄. ̄;)エット・・どう言う意味?
リア殿下の婚姻と私の花嫁修業が
関係あるんケ?
「フローレンス、フローレンス」
意味わからなくボーっとしていたら
ミシェルさんが肘でつついた。
「返事、ヘンジ」
と小さく呟くので
なんか分からんけど
「はい。」
と答えておいた。
リアはフローレンスを見て
ニッコリ💕御満悦
それから何人かの王族にご挨拶
帰りついたのはPM五時
「ああーあ疲れましたね
ミシェルさん」
「ホホホ
これくらいで疲れてては
さぁ
お部屋へ行きましょう。」
ヘトヘトになりながら
ミシェルに案内されて着いた部屋は
リアの部屋の前だった。
「ん?あのー、寮ですよね!」
「も、勿論」
ミシェルは平静を装い返事をした。
「ミシェルさんと同室?
みんな揃えてあるから身ひとつで
来いといわれたのですけど」
「その通りです。
私が全部揃えて置きました
しかし私は隣の塔の・・・」
「ああ、隣の塔ですか、
ですよね、私も間違いだと
おもいましたよー、
ベッドもダブル、この装飾品
キンキラキン過ぎて落ち着きませんよ!それにこの広さ
使用人の部屋じゃ無いですもの!」
「いえフローレンス
ココあなたの部屋ですよ
リア殿下があなたの為に
わざわざ
ご用意されたのです。
それでは、明日」
だだっ広い部屋に1人ポッン
ミシェルさんはサッサと帰って
しまった( ̄▽ ̄;)ナンデ
置いて行かれては仕方が無い
気を使い、腹が減り・・
とりま風呂入ってレースのワンピ着替える。
しかし飯抜き?とは聞いていない
コンコン
ノックの音がしてフローレンスは
そーっとドアを開けた。
「何でしょう!」
黒いきちんとしたスーツを着た背の高い男性が立っていた。
「フローレンス様
私はリア殿下の側近の
ハリーと申します。
私と御一緒くださいませ。」
黒くビジネスカットの髪は清潔感
溢れ青い瞳は優しそうに微笑み
フローレンスはなんか逆らえず
「はい。」
とつい頷いてしまう。
「こちらで殿下がお待ちです。」
連れて行かれた部屋は目の前の
しかし5メーター位の先の
リアの部屋だった。
「未婚であられる為、私が
付き添うことをご了承ください。」
「あのぉー
私・・」
とフローレンスが言うと自動ドアが
ビーと開いた。
リアが待ちきれず立っていた。
驚いたのはハリー
「で、殿下どうされましたか?」
「あまりに遅いから
俺が迎えに行こうと思ったんだ‼️」
「へ?5分と経っていませんよ!」
リアはハリーの言う事より
頭はフローレンスにありソワソワ
「フローレンス様、中へどうぞ」
ハリーが声をかけるとフローレンスがハリーの後ろから出て来た。
ハリーの後ろにいたフローレンスを
見て
「(///ω///)行くぞ!」
とリアに手を引かれフローレンスはリアの部屋に入った。
「ちょ、ちょリア」
「ん"んんっ」
リアと呼び捨てのフローレンスに
ハリーは怪訝な顔をする。
花の香りが甘く漂う
沢山のフリージアがドサッと
生けてあった。
キンキラキンのソファーには🧸と🐰のぬいぐるみが鎮座
30男の部屋に見えて見えない!
でかい掛け時計は可愛らしい装飾で鳥と花のピコピコ出てくる仕掛けがしてあった。
そんなリアの自室をジロジロ見ながら、どんだけあるのだろう
「広」
とグルリと部屋を見渡した。
「フローレンス君の好きな物を
カールから聞いて揃えた!」
それを聞いたフローレンスは
『😮💡あ、そう言う事‼️』
フローレンスは30男の部屋には見え
無い、20代の女子の部屋
カーテンもフリフリな上品なピンク
『・・・マジか』
とハリーも思ったがスルー
まあぬいぐるみや花でお腹は満たせ無い!
「お腹空いた、」
と言うと又手を引いて
食事の並んだテーブルにリアが誘った。
リアが椅子を引き
「一緒に食べよう」
と言うが
ズラズラズラーと並んだスプーンやフォーク
あんまし、こんなテーブルに付いた事のないフローレンスは
一応座ったが
リアが「始めてくれ」
と言うと食事が運ばれてきた。
リアに取っては普通の食事
しかしなんか違う
「どーう?」
リアが聞いてくる
「うん、美味しいよ」
腹が減って仕方の無いフローレンスはしっちゃかめっちゃかフォークとスプーンを使い始める!
「OHーNO」
それを見ていたハリーは
テーブルマナーも知らないかと
呆れ顔
フローレンスも一応お嬢様
テーブルマナーは勉強済み
しかし、食事の相手はリア
気にする必要は無し
王太子という扱いでは無く
兄様の友達扱い!
フォーク1本、スプーン1本あれば他のシルバーは汚さず済む
ナイフは綺麗な自前の丈夫な歯🦷
ガツンとかぶり付きピーっと引っ張るブチンと切れれば
高級な肉𓌉𓇋 🥩をモグモグモグモグ
フォークとナイフとスプーン
洗うのが大変なことは、洗い場で
嫌という程経験済み
そんな事情を知らないハリーは
レッスンは食事のマナーから始める とメモ✍️
そんなガッツリ肉を食いちぎる
フローレンスを見てリアは
満足な顔をしている
「もっと食うか!」
「クウクウ」
あろう事かリアの皿にフォークを
突き刺し肉をガブリ
ひえーぇぇぇそこ迄ヤルか?
ハリーはひっくり返りそうになる。
リアもそんなフローレンスを見て
満足、満足!
ダメだコリャア
ハリーは目を抑えガツガツ食う嫁候補とそれを見守る溺愛旦那
馬鹿面っぽいリアに呆れてしまう。
Wwwコレは手強い!
ハリーは呆れてしまった。
二人はマナーも何もあったもんじゃ無いしっちゃかめっちゃか!
「プウー食った食った」
「リア、おごっそうさまー
遅いから帰るー」
「待て待てフローレンス
デザートは?」
「え、お腹入らなーい」
「馬鹿野郎、バターケーキだぞ」
それを聞いたフローレンスは
「風呂入って来る
腹ごなししてくるー、冷蔵庫に
ギンギン冷やしておいてー」
フローレンスはリアにそう言うと
バタバタバタと走りながら部屋を
出て行った。
ハリーは唖然
ひと睨みで誰もがビビリ、追い込むまで許さないリアが、なんと
小娘の一声でそそくさとバターケーキを冷蔵庫にしまう・・のだ
長年リアに仕えてきたが
そんなへっぴり腰のリアを見たのは初めてだ!
「嘘( ;゚³゚)!」
とハリーが呟くのは仕方がない!
国王陛下と王妃様になんと報告すれば良いのか!と頭を抱えてしまう。
これじゃぁケツの毛まで抜かれ
そうなリアに頭を抱える
情けない!
ミシェルとフローレンスは
王宮の間の前で立ち止まった。
「いきますよ。」
ミシェルが言うと
「待って、待って!
スーハースーハー」と小さく息をする。
まあ無理も無い
まだ子供と言っても過言ではない
娘だ緊張もするだろう、
ミシェルもフローレンスの
┣¨キ┣¨キが伝わって来る。
「大丈夫?ですか?」
フローレンスはウンウンと頷き
決心したように息を飲む。
コンコン
シャー自動ドアが開いたのでノックする手を慌てて引いた
「おーびっくりしたなぁ」
フローレンスは小さな声で呟いた。
談笑していたのか
空気が変わる
全員が入口をみる。
「フローレンス」
とリアが嬉しそうに立ち上がろうとすると
ギロ
王妃のアイラがリアを睨みつけた!
「コレ、リア殿下みっともない」
王、リアン デイビーズも
「ンンッゴッホン」
と空咳をする。
シズシズと王と王妃の前に進み
フローレンスは淑やかに挨拶をする。
「モーリ ス アンダーソンの三女
フローレンスと申します。
王様王妃様に置かれましては
ご機嫌麗しく
御尊顔を拝し恐悦至極に存じます。」
と挨拶をした。
王は顎髭をなでながら
噂どおりの可愛らしいフローレンスに目を細めた。
「そちがフローレンスか
話はリアから聞いておるぞ!」
「はい、今日から宜しく
お願い申し上げます。」
「う、ううん、宜しく頼むぞ!」
厳しい目つきの王妃に気を使い
チラチラと王妃をみる。
嫁、姑問題は何処も一緒
息子の連れて来た娘は気になるものだ。
フローレンスの愛らしさに王リアンもリアが執着するのも分かる気がした。
リアも、たまたま遊びに来たロレンツオもフローレンスの愛らしさに
キュウウーン
妙な懐かしさを覚えるロレンツオ
しかし
親友であるリアの嫁候補
諦めるしかない、しかし・・・
高ぶる感情はどうしたものか!
その時王妃であるアイラが言った。
「フローレンス、リア殿下の
身の回りの事を頼みます。
然し出来ないと判断した時は
リアは別の相手との婚姻を進め
ます、それは了承して欲しい。」
ん?( ̄. ̄;)エット・・どう言う意味?
リア殿下の婚姻と私の花嫁修業が
関係あるんケ?
「フローレンス、フローレンス」
意味わからなくボーっとしていたら
ミシェルさんが肘でつついた。
「返事、ヘンジ」
と小さく呟くので
なんか分からんけど
「はい。」
と答えておいた。
リアはフローレンスを見て
ニッコリ💕御満悦
それから何人かの王族にご挨拶
帰りついたのはPM五時
「ああーあ疲れましたね
ミシェルさん」
「ホホホ
これくらいで疲れてては
さぁ
お部屋へ行きましょう。」
ヘトヘトになりながら
ミシェルに案内されて着いた部屋は
リアの部屋の前だった。
「ん?あのー、寮ですよね!」
「も、勿論」
ミシェルは平静を装い返事をした。
「ミシェルさんと同室?
みんな揃えてあるから身ひとつで
来いといわれたのですけど」
「その通りです。
私が全部揃えて置きました
しかし私は隣の塔の・・・」
「ああ、隣の塔ですか、
ですよね、私も間違いだと
おもいましたよー、
ベッドもダブル、この装飾品
キンキラキン過ぎて落ち着きませんよ!それにこの広さ
使用人の部屋じゃ無いですもの!」
「いえフローレンス
ココあなたの部屋ですよ
リア殿下があなたの為に
わざわざ
ご用意されたのです。
それでは、明日」
だだっ広い部屋に1人ポッン
ミシェルさんはサッサと帰って
しまった( ̄▽ ̄;)ナンデ
置いて行かれては仕方が無い
気を使い、腹が減り・・
とりま風呂入ってレースのワンピ着替える。
しかし飯抜き?とは聞いていない
コンコン
ノックの音がしてフローレンスは
そーっとドアを開けた。
「何でしょう!」
黒いきちんとしたスーツを着た背の高い男性が立っていた。
「フローレンス様
私はリア殿下の側近の
ハリーと申します。
私と御一緒くださいませ。」
黒くビジネスカットの髪は清潔感
溢れ青い瞳は優しそうに微笑み
フローレンスはなんか逆らえず
「はい。」
とつい頷いてしまう。
「こちらで殿下がお待ちです。」
連れて行かれた部屋は目の前の
しかし5メーター位の先の
リアの部屋だった。
「未婚であられる為、私が
付き添うことをご了承ください。」
「あのぉー
私・・」
とフローレンスが言うと自動ドアが
ビーと開いた。
リアが待ちきれず立っていた。
驚いたのはハリー
「で、殿下どうされましたか?」
「あまりに遅いから
俺が迎えに行こうと思ったんだ‼️」
「へ?5分と経っていませんよ!」
リアはハリーの言う事より
頭はフローレンスにありソワソワ
「フローレンス様、中へどうぞ」
ハリーが声をかけるとフローレンスがハリーの後ろから出て来た。
ハリーの後ろにいたフローレンスを
見て
「(///ω///)行くぞ!」
とリアに手を引かれフローレンスはリアの部屋に入った。
「ちょ、ちょリア」
「ん"んんっ」
リアと呼び捨てのフローレンスに
ハリーは怪訝な顔をする。
花の香りが甘く漂う
沢山のフリージアがドサッと
生けてあった。
キンキラキンのソファーには🧸と🐰のぬいぐるみが鎮座
30男の部屋に見えて見えない!
でかい掛け時計は可愛らしい装飾で鳥と花のピコピコ出てくる仕掛けがしてあった。
そんなリアの自室をジロジロ見ながら、どんだけあるのだろう
「広」
とグルリと部屋を見渡した。
「フローレンス君の好きな物を
カールから聞いて揃えた!」
それを聞いたフローレンスは
『😮💡あ、そう言う事‼️』
フローレンスは30男の部屋には見え
無い、20代の女子の部屋
カーテンもフリフリな上品なピンク
『・・・マジか』
とハリーも思ったがスルー
まあぬいぐるみや花でお腹は満たせ無い!
「お腹空いた、」
と言うと又手を引いて
食事の並んだテーブルにリアが誘った。
リアが椅子を引き
「一緒に食べよう」
と言うが
ズラズラズラーと並んだスプーンやフォーク
あんまし、こんなテーブルに付いた事のないフローレンスは
一応座ったが
リアが「始めてくれ」
と言うと食事が運ばれてきた。
リアに取っては普通の食事
しかしなんか違う
「どーう?」
リアが聞いてくる
「うん、美味しいよ」
腹が減って仕方の無いフローレンスはしっちゃかめっちゃかフォークとスプーンを使い始める!
「OHーNO」
それを見ていたハリーは
テーブルマナーも知らないかと
呆れ顔
フローレンスも一応お嬢様
テーブルマナーは勉強済み
しかし、食事の相手はリア
気にする必要は無し
王太子という扱いでは無く
兄様の友達扱い!
フォーク1本、スプーン1本あれば他のシルバーは汚さず済む
ナイフは綺麗な自前の丈夫な歯🦷
ガツンとかぶり付きピーっと引っ張るブチンと切れれば
高級な肉𓌉𓇋 🥩をモグモグモグモグ
フォークとナイフとスプーン
洗うのが大変なことは、洗い場で
嫌という程経験済み
そんな事情を知らないハリーは
レッスンは食事のマナーから始める とメモ✍️
そんなガッツリ肉を食いちぎる
フローレンスを見てリアは
満足な顔をしている
「もっと食うか!」
「クウクウ」
あろう事かリアの皿にフォークを
突き刺し肉をガブリ
ひえーぇぇぇそこ迄ヤルか?
ハリーはひっくり返りそうになる。
リアもそんなフローレンスを見て
満足、満足!
ダメだコリャア
ハリーは目を抑えガツガツ食う嫁候補とそれを見守る溺愛旦那
馬鹿面っぽいリアに呆れてしまう。
Wwwコレは手強い!
ハリーは呆れてしまった。
二人はマナーも何もあったもんじゃ無いしっちゃかめっちゃか!
「プウー食った食った」
「リア、おごっそうさまー
遅いから帰るー」
「待て待てフローレンス
デザートは?」
「え、お腹入らなーい」
「馬鹿野郎、バターケーキだぞ」
それを聞いたフローレンスは
「風呂入って来る
腹ごなししてくるー、冷蔵庫に
ギンギン冷やしておいてー」
フローレンスはリアにそう言うと
バタバタバタと走りながら部屋を
出て行った。
ハリーは唖然
ひと睨みで誰もがビビリ、追い込むまで許さないリアが、なんと
小娘の一声でそそくさとバターケーキを冷蔵庫にしまう・・のだ
長年リアに仕えてきたが
そんなへっぴり腰のリアを見たのは初めてだ!
「嘘( ;゚³゚)!」
とハリーが呟くのは仕方がない!
国王陛下と王妃様になんと報告すれば良いのか!と頭を抱えてしまう。
これじゃぁケツの毛まで抜かれ
そうなリアに頭を抱える
情けない!