3月 香魚子が退職して1ヶ月後
(わぁ〜すごーい!目立つところに並んでる!)
香魚子はJOFTのグリーティングカード売り場にいた。
そこには発売したばかりのミモザのバースデーカードが並んでいた。
店舗からの受注状況はとても好調で、JOFTやカンズ全店のほか大手の雑貨チェーンからも注文がきていると、周から聞いていた。
(どっちがいいかな〜…やっぱり紺色の方かな。)
香魚子は紺色のカードを持ってレジに向かった。
「このカード、すぐ売り切れちゃって今日再入荷したばっかりなんですよ。素敵なデザインですよね。」
レジの店員に教えられ、香魚子はくすぐったい気持ちになった。
(プレゼントも準備したし、カードも書いた…あとは…)
この日は周の誕生日だった。
(周さんの誕生日なのに周さんにお店予約させちゃって良かったのかな…。料理頑張っても良かったんだけどなぁ…。)
『せっかくだからその日は外で食べよう、店は俺が予約しておくから。』
周に言われてしまった。
退職を機に、香魚子も周のマンションで暮らし始めた。
(わぁ〜すごーい!目立つところに並んでる!)
香魚子はJOFTのグリーティングカード売り場にいた。
そこには発売したばかりのミモザのバースデーカードが並んでいた。
店舗からの受注状況はとても好調で、JOFTやカンズ全店のほか大手の雑貨チェーンからも注文がきていると、周から聞いていた。
(どっちがいいかな〜…やっぱり紺色の方かな。)
香魚子は紺色のカードを持ってレジに向かった。
「このカード、すぐ売り切れちゃって今日再入荷したばっかりなんですよ。素敵なデザインですよね。」
レジの店員に教えられ、香魚子はくすぐったい気持ちになった。
(プレゼントも準備したし、カードも書いた…あとは…)
この日は周の誕生日だった。
(周さんの誕生日なのに周さんにお店予約させちゃって良かったのかな…。料理頑張っても良かったんだけどなぁ…。)
『せっかくだからその日は外で食べよう、店は俺が予約しておくから。』
周に言われてしまった。
退職を機に、香魚子も周のマンションで暮らし始めた。