次の木曜日
香魚子は周に言われた通り、バースデーカードの社内コンペにエントリーした。
エントリーのメールを送信する直前まで香魚子は迷っていた。
(周さんのためのデザイン、ダメだったらもう使えない…でも周さんは結構自信ありそうだったし…)
最後の最後は周を信じて送信ボタンを押した。
(もしダメだったらもっと良いデザインのカードを作ればいい…)
何度も自分に言い聞かせた。
「コンペ、エントリーしました。」
帰宅後、香魚子は周に電話で伝えた。
「ひとまず資料作成おつかれさま。」
「…いままでのコンペとは違う緊張感です…不安ていうか…。」
「大丈夫だよ。きっと発売できる。」
周の自信がどこからくるのか香魚子にはわからないが、周と話すと安心する。
「たださー俺が考えてる方法だと、一人説得しなきゃなんないヤツがいて、それがちょっと面倒くさいんだよね。」
明石が溜息混じりに言った。
「説得?」
香魚子は周に言われた通り、バースデーカードの社内コンペにエントリーした。
エントリーのメールを送信する直前まで香魚子は迷っていた。
(周さんのためのデザイン、ダメだったらもう使えない…でも周さんは結構自信ありそうだったし…)
最後の最後は周を信じて送信ボタンを押した。
(もしダメだったらもっと良いデザインのカードを作ればいい…)
何度も自分に言い聞かせた。
「コンペ、エントリーしました。」
帰宅後、香魚子は周に電話で伝えた。
「ひとまず資料作成おつかれさま。」
「…いままでのコンペとは違う緊張感です…不安ていうか…。」
「大丈夫だよ。きっと発売できる。」
周の自信がどこからくるのか香魚子にはわからないが、周と話すと安心する。
「たださー俺が考えてる方法だと、一人説得しなきゃなんないヤツがいて、それがちょっと面倒くさいんだよね。」
明石が溜息混じりに言った。
「説得?」