「よくわかんないけど、呆れないです。約束。」
香魚子は笑顔で指切りの指を出して、周と指切りをした。
「はい!どうぞ。」
「…俺だけが一番に見たかった。」
周は小さく呟いた。
「え…」
「呆れてる。」
香魚子は首を振った。
(…可愛すぎるんですけど…)
「私も、周さんにだけ最初に見せたいって思いました。でも会社名のことも聞けてすごく嬉しかったです。あのメモ、とってあったんですね。」
「うん。あの話聞いたときから会社名にミモザは入れたいって思ってたから。」
「そんなに前から。」
「あの頃からデザイナーは香魚子がいいなって思ってたんだよ。なのに断られたから焦った。」
香魚子はバツが悪そうに苦笑いした。
「じつは、私も持ってるものがあるんです…」
香魚子は手帳を取り出し、そこから紙を取り出した。周が書いた10点満点のコンペの投票用紙だった。
「ここに書かれた言葉にすごく励ましてもらいました。お守りがわりです。」
香魚子はにこっと笑った。
周は香魚子の頭を撫でてから抱きしめた。
「周さ…」
「かわいいなって思って。」
香魚子は笑顔で指切りの指を出して、周と指切りをした。
「はい!どうぞ。」
「…俺だけが一番に見たかった。」
周は小さく呟いた。
「え…」
「呆れてる。」
香魚子は首を振った。
(…可愛すぎるんですけど…)
「私も、周さんにだけ最初に見せたいって思いました。でも会社名のことも聞けてすごく嬉しかったです。あのメモ、とってあったんですね。」
「うん。あの話聞いたときから会社名にミモザは入れたいって思ってたから。」
「そんなに前から。」
「あの頃からデザイナーは香魚子がいいなって思ってたんだよ。なのに断られたから焦った。」
香魚子はバツが悪そうに苦笑いした。
「じつは、私も持ってるものがあるんです…」
香魚子は手帳を取り出し、そこから紙を取り出した。周が書いた10点満点のコンペの投票用紙だった。
「ここに書かれた言葉にすごく励ましてもらいました。お守りがわりです。」
香魚子はにこっと笑った。
周は香魚子の頭を撫でてから抱きしめた。
「周さ…」
「かわいいなって思って。」