感想ノート

  • 月見里ゆずる様



    はじめまして。密かに連載を拝見しております。

    登場人物の設定が緻密で「実際に起こり得るリアルさ」がネットでよく見かける「実話系の体験談」を彷彿するものがあり、先を読まずにはいられません(ホームレスの件はモデルになった出来事が報道されたこともあり、鳥肌すら感じました…)。


    ここ最近の主人公は「痛い」を通り越し今や、「被害妄想モンスター」と化しているように見えてしまいます。
    読み手側としては「ノワと手を組んだ配信動画」を結花は彼女の元親族やホームレス時代の元職場関係者が見ていることを全く考えてないように思えます(元家族への執着に囚われるあまり、そこまでは気が回らない)。

    それをキッカケに過去の登場人物たちの再登板もあればいいのですが。


    今後も連載を追いかけさせて頂きます。書き込みお邪魔しました。

    エステル★ 2023/03/31 23:07

    いつも読んでいただきありがとうございます。
    返信が遅くなったことをお詫び申し上げます。

    『見た目だけでいつまでも、ちやほやされないし、年齢とともにシビアになっていく。本当に愛される人は中身も年相応だからこそ』
    『悪いことをして、やり直ししても、根っこにある性格は中々変わらない。今は過去のことが簡単に広まるので、一度ついたレッテルを剥がすのは難しい上、中々信用してもらいにくい。更正を願わない人も少なくない』
    『報いは忘れた頃にやってくる』

    だいたいこの3つをテーマに書きました。

    見た目だけでちやほやされ、耳が痛いことを言われても、無視した結果……年齢にそぐわない言動や行動、悲劇のヒロイン面、被害妄想モンスター化と救いようのない人間です。
    いなさそうだけど、でもいそう。身近にいたら嫌だ感を出しました。

    最後の章タイトルである「木は実によって知られる」は、行動の善し悪しでその人の善し悪しが分かる。物の価値は結果で判断されるという意味です。

    木が良ければ、その実も良いとし、木が悪ければ、その実も悪いとせよ。木はその実で分かるからである。
    (マタイによる福音書 12章 33節)
    聖書の一節が元になっています。

    結花の最期は「報いを受けてもなお、現状打破する努力もせず、被害者根性強いままで、成長も学習もしなかった結果だね」と。

    長期間応援していただき本当にありがとうございます。
    引き続き月見里ゆずるを応援していただけると幸いです。



    作者からの返信 2023/04/26 06:45

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