よーし、ちょっとからかってあーげよっ!
孫だろうが関係ないわ。世界一可愛いゆいちゃんを立てない罰よ。
「じゃぁ、手伝うよ」
琥珀と翡翠は目を輝かせてやったとはしゃぐ。
結花は琥珀が作ってる工作キットを手に取り、しげしげと眺める。
机の上に置こうとした瞬間、手の力が抜けて落としてしまった。
「あー、壊れちゃった。ごめん」
てへっと舌を出した。
琥珀がうわーんと泣き出し、翡翠もつられる。
「う、うそだろ……」
曽田は目を丸くし、言葉を失う。
泣き出した虎白と翡翠を神牧は「せっかく作ったのにな、悔しいよな」と必死になだめる。
「なんなの? 何泣いてるの? 男の癖に泣いてんじゃないわよ。ダッサ」
結花は孫達が泣いているのを見て鼻で笑う。
「たかが、作り物でしょー。こんなの、そこら辺で買えばいいじゃん。もう1回さー。そんなことよりさ、ゆいちゃんのファッション見て。可愛いでしょ?」
結花は踊り子のように1回転して、曽田と神牧に自慢する。
「ほら、ゆいちゃんに似合ってるっしょ? まっ、世界一可愛いゆいちゃんは、何着てもぜーんぶ可愛く見えるから……ちょっとはなんか言いなさいよ! 女の子の服装を褒めるのは基本中の基本よ! だからあんた達モテないじゃん?」
孫だろうが関係ないわ。世界一可愛いゆいちゃんを立てない罰よ。
「じゃぁ、手伝うよ」
琥珀と翡翠は目を輝かせてやったとはしゃぐ。
結花は琥珀が作ってる工作キットを手に取り、しげしげと眺める。
机の上に置こうとした瞬間、手の力が抜けて落としてしまった。
「あー、壊れちゃった。ごめん」
てへっと舌を出した。
琥珀がうわーんと泣き出し、翡翠もつられる。
「う、うそだろ……」
曽田は目を丸くし、言葉を失う。
泣き出した虎白と翡翠を神牧は「せっかく作ったのにな、悔しいよな」と必死になだめる。
「なんなの? 何泣いてるの? 男の癖に泣いてんじゃないわよ。ダッサ」
結花は孫達が泣いているのを見て鼻で笑う。
「たかが、作り物でしょー。こんなの、そこら辺で買えばいいじゃん。もう1回さー。そんなことよりさ、ゆいちゃんのファッション見て。可愛いでしょ?」
結花は踊り子のように1回転して、曽田と神牧に自慢する。
「ほら、ゆいちゃんに似合ってるっしょ? まっ、世界一可愛いゆいちゃんは、何着てもぜーんぶ可愛く見えるから……ちょっとはなんか言いなさいよ! 女の子の服装を褒めるのは基本中の基本よ! だからあんた達モテないじゃん?」