「近所の子も親が忙しいから遊び相手になってたんだ。弟妹と年近いからさ。でさ、これで放置してなにか起きましたなーんてあったら、それはそれで面倒じゃん。真っ先に俺が疑われるし。どっち転んでも、不審者なんだよ。今なんか、お父さんが娘と公園で遊んでても通報されるぞ」
「それ、うちの兄貴がそうだった。ママ友に通報されたってさ。兄嫁から『日頃から子ども達に関わってないから通報されるのよ』って言われてめっちゃ落ち込んでた」
曽田の兄の落ち込みようは半端じゃなかった。
子供達と楽しそうに遊んでいたので、余計だった。
兄の嫁が「あんたが悪いんでしょ」と追い打ちかけたので、さらに拍車をかけた。
「やばっ。ひでーな。夫がそういうのになっても守らないんかよ。そう考えると、明日外出て自由研究はむずいか……」
外は暑いだろうし、ホームセンターに連れて行ったら、子供達の居場所がバレてしまう。
さーちゃんの指示が出るまで、隠しておかないといけないから。
「じゃ、曽田がホームセンターに行ってくれ。これいいんじゃないか」
神牧はホームセンターのアプリを開き、これどうだと見せる。
「お、おう……これ大丈夫なんか?」
曽田はきまり悪そうな顔で呟いた。
「それ、うちの兄貴がそうだった。ママ友に通報されたってさ。兄嫁から『日頃から子ども達に関わってないから通報されるのよ』って言われてめっちゃ落ち込んでた」
曽田の兄の落ち込みようは半端じゃなかった。
子供達と楽しそうに遊んでいたので、余計だった。
兄の嫁が「あんたが悪いんでしょ」と追い打ちかけたので、さらに拍車をかけた。
「やばっ。ひでーな。夫がそういうのになっても守らないんかよ。そう考えると、明日外出て自由研究はむずいか……」
外は暑いだろうし、ホームセンターに連れて行ったら、子供達の居場所がバレてしまう。
さーちゃんの指示が出るまで、隠しておかないといけないから。
「じゃ、曽田がホームセンターに行ってくれ。これいいんじゃないか」
神牧はホームセンターのアプリを開き、これどうだと見せる。
「お、おう……これ大丈夫なんか?」
曽田はきまり悪そうな顔で呟いた。