「ごめんな、おっちゃん見てないんだ」
かくかくした頭のそだおじちゃんが答えた。
「パパとママが心配してると思うんだ」
「ちゃーんと言ってあるから大丈夫さ」
「じゃぁ、海音兄ちゃんや心優姉ちゃんは? 心陽ちゃんは? 流星くんは? 来ないの?」
すいが不安げに質問すると「少し黙ってようか」とそだの兄ちゃんがとげとげしく答えた。
「そだ、ゲームやらないか?」
「だじゃれかよ。おおいいな。ちょうどあるよな」
そだのおじちゃんは、テレビの下にある入れ物から、ゲーム機を取り出した。
「あーっ! これ!」
ゆいちゃんに買って貰ったのと一緒だ!!
すいも「やるー!」と声をあげた。
友達の間で流行ってる対戦ゲーム。
色々なキャラクターが車に乗って、速さ勝負するもの。
去年発売されて、お正月にいとこたちと遊んだんだ。
やっぱり海音兄ちゃんが強くって、全然勝てなかった。
友達と勝負してもなかなか勝てないんだ。
一番強い雷飛くんは、おじいちゃんと一緒に勝負して勝ってるぐらい。
おじいちゃんは昔すっごい強かったらしいけど、雷飛くんに負けて悔しいからって、ゲーム動画やってるんだって。
ゲームの動画をやるおじいちゃんはかっこいいし、ちょっと羨ましい。
かくかくした頭のそだおじちゃんが答えた。
「パパとママが心配してると思うんだ」
「ちゃーんと言ってあるから大丈夫さ」
「じゃぁ、海音兄ちゃんや心優姉ちゃんは? 心陽ちゃんは? 流星くんは? 来ないの?」
すいが不安げに質問すると「少し黙ってようか」とそだの兄ちゃんがとげとげしく答えた。
「そだ、ゲームやらないか?」
「だじゃれかよ。おおいいな。ちょうどあるよな」
そだのおじちゃんは、テレビの下にある入れ物から、ゲーム機を取り出した。
「あーっ! これ!」
ゆいちゃんに買って貰ったのと一緒だ!!
すいも「やるー!」と声をあげた。
友達の間で流行ってる対戦ゲーム。
色々なキャラクターが車に乗って、速さ勝負するもの。
去年発売されて、お正月にいとこたちと遊んだんだ。
やっぱり海音兄ちゃんが強くって、全然勝てなかった。
友達と勝負してもなかなか勝てないんだ。
一番強い雷飛くんは、おじいちゃんと一緒に勝負して勝ってるぐらい。
おじいちゃんは昔すっごい強かったらしいけど、雷飛くんに負けて悔しいからって、ゲーム動画やってるんだって。
ゲームの動画をやるおじいちゃんはかっこいいし、ちょっと羨ましい。