当時アルバイトだろうが正社員だろうが、エプロンに名前が刺繍されていた。
ターゲットとなったのは高校1年のアルバイトの女性。
見た目が可愛らしく、くるくる働くので、お客様から接客態度いい人として、アンケートでも名前が度々投稿されていた。
本人も人生初のアルバイトで、自信を持つようになった。
「彼女のファンは老若男女問わずって感じかな。ただ、一人だけやばい奴がいたんだ。彼女にしつこく絡んだり、連絡先聞いたり、挙句の果てには、学校の門で待ち伏せしてた」
彼女をストーカーしてたのは当時40代の塩顔の男性からだった。
スタッフの間では“ソルト男”と呼ばれていた。
ソルトが来るたびにスタッフ達がガードしたり、家に帰る時は両親や彼女の兄が迎えに来ていたぐらいだ。
「通ってる学校ってなんで分かったんですか?」
「色々あるけど、名前が珍しかったことや、ソルト男が彼女が入ってた部活のコンクールの審査員で、個人情報を知れる立場だったことかな。今なら大問題ね」
結花は話を聞いて寒気がした。そんな人がいるのか。
「結局そのソルト男は出禁に出来たのですか?」
ターゲットとなったのは高校1年のアルバイトの女性。
見た目が可愛らしく、くるくる働くので、お客様から接客態度いい人として、アンケートでも名前が度々投稿されていた。
本人も人生初のアルバイトで、自信を持つようになった。
「彼女のファンは老若男女問わずって感じかな。ただ、一人だけやばい奴がいたんだ。彼女にしつこく絡んだり、連絡先聞いたり、挙句の果てには、学校の門で待ち伏せしてた」
彼女をストーカーしてたのは当時40代の塩顔の男性からだった。
スタッフの間では“ソルト男”と呼ばれていた。
ソルトが来るたびにスタッフ達がガードしたり、家に帰る時は両親や彼女の兄が迎えに来ていたぐらいだ。
「通ってる学校ってなんで分かったんですか?」
「色々あるけど、名前が珍しかったことや、ソルト男が彼女が入ってた部活のコンクールの審査員で、個人情報を知れる立場だったことかな。今なら大問題ね」
結花は話を聞いて寒気がした。そんな人がいるのか。
「結局そのソルト男は出禁に出来たのですか?」