つまり、日常的な虐待の引き金になったわけ。肉体的、精神的な虐待へと。

 このときの想像を絶する折檻がトラウマになり、以降、わたしはおとなしくなった。

 というよりかは、自分の感情や本性などのすべてを封印し、いい子であるよう装った。

 それは、いまでも続いている。

 だけど、それももう限界に近い。

 いいえ。もういいんじゃないかと思っている。

 それはともかく、そのお茶会はくだらなかった。くだらなさすぎた。だから、早々に抜けだし、王宮内にある森ですごすことにした。