「あの、妃殿下?」
ハッと気がついたら、ロランが心配げな表情で顔をのぞきこんでいる。
いつの間にか、立ち止まっていたみたい。
「ねぇ、ロラン。ここに屋根裏部屋はある?もしくは、物置部屋や地下室は?」
「え?屋根裏部屋ならありますが……。一度も使ったことはありませんし、掃除もまったくしていませんので悲惨な状態になっています」
「わたしの部屋、そこにするわね。それと、将軍閣下の好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えてくれる?それと、生活のルーティーンもね」
ハッと気がついたら、ロランが心配げな表情で顔をのぞきこんでいる。
いつの間にか、立ち止まっていたみたい。
「ねぇ、ロラン。ここに屋根裏部屋はある?もしくは、物置部屋や地下室は?」
「え?屋根裏部屋ならありますが……。一度も使ったことはありませんし、掃除もまったくしていませんので悲惨な状態になっています」
「わたしの部屋、そこにするわね。それと、将軍閣下の好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えてくれる?それと、生活のルーティーンもね」