「さて、と。向こうの出方次第だが、久しぶりに二人とも前の二人に戻ってみないか?」

 テントを出て行こうとして、クロードが振り向いて提案してきた。

「面白そうね。その案にのるわ」

 思わず、にんまりと笑って答えていた。