そんな訳で、私は二度目の結月君とのデートの為に。

まずは、結月君に声をかけてみることにした。

結月君の方からデートに誘ってくれたら、もうちょっと話は簡単なんだけど。

いや、だからって。

結月君から「夜景の見えるレストランに行こう」とか、「うちで家デートしよう」とか、そんな誘いを受けたら。

それはそれでぎょっとするから、やっぱり私の方から誘うべきなのかも。

本当奥手だよね。

結月君のこの奥手っぷりに、助けられてるんだか、困らされてるんだか。

ともかく、今回も私の方から誘ってみることにする。

私から言わなきゃ、多分永遠にデートが発生しない。

「ねぇ、結月君」

ある日の帰り道。

私は、結月君をデートに誘うことにした。

「はい、何ですか」

…しかし、あれだよね。

会話を始めるときも、大抵いつも私からだよね。

黙ってたら、延々と沈黙が続く。

こんなの、とてもお付き合いしてるカップルとは思えない。

まぁ私の場合、罰ゲームで付き合ってるだけだから、不思議じゃないのかもしれないけど…。

何考えてるか分からないんだよね、結月君って。

案外、難しいことは何も考えてないのかもしれない。

「今度デート行こうよ」

「あ、はい。またですか?」

またって。

前回行ったの、もう結構前だった気がするけど。

世の中のカップルって、どれくらいの頻度で週末デートするものなの?

カップルの仲良し度にもよるか。

その点私達は、まだまだスタートラインから一歩…踏み出したくらいかな?

まぁ、ゴールインするつもりはないから、別に良いんだけど…。

「駄目?」

「いえ、駄目じゃないですよ」

そっか、それは良かった。

ん?良かったのか?

じゃ、改めて。

「映画館行かない?」

今度は、前回と同じ失敗は犯さない。

出かけよう、じゃなくて。

何処何処に行こう、って誘う。

そうすれば、当日困ることはない。

「映画館…ですか」

と、ちょっと思案顔の結月君。

何?なんか…思うところでもあるの?
テレビは観ないって、前に言ってたけど。

結月君、映画は観るんだろうか。

実はすっごい映画通だったりして。

「僕、映画館って行ったことないんですよね」

って、そんなことはなかった。

映画通どころの騒ぎじゃない。

通どころか、行ったことすらないと言う。

今時の高校生で、映画館すら行ったことないって、マジ?

マジなの結月君。

嘘でしょ。映画館行ったことない人って、存在するの?

…いや、目の前に存在してるんだけど。

あんまりびっくりして、私は目を白黒させた。

凄いカルチャーショック。

映画館なんて、私、幼稚園の頃から行ってたよ。

今日まで映画館に行ったことがないなんて、結月君、どれだけ娯楽に乏しい生活してきたの。

あ、DVDレンタルして、家で観る派?

そういう人もいるか。

でも多分、予想だけど。

結月君の場合、家で観る派でもないと思う。

「…映画観ないの?結月君は」

「あ、はい…。滅多に観ないですね。観たとしても…テレビで放送されてるときに観るくらいで」

やっぱりね。

もういっそここまで来たら、結月君はこのまま、何物にも染まらない結月君であって欲しいよ。

冗談だけど。

「じゃあ、これを機に映画館デビューしてみない?楽しいわよ」

と、誘ってみたところ。

「…」

何だか、やっぱり思案顔の結月君。

…何だろう。気が乗らないのかな。

「…星ちゃんさん、そんなに観たい映画があるんですか?」

と、聞かれた。

「えっ…と…」

そう言われると…ちょっと返事に困る。

私は別に、観たい映画がある訳じゃなくて。

ただ単に、映画館デートなら話題に困ることはないっていう、真菜のアドバイスに従ってるだけで…。

別段…観たい映画がある訳では…。

「そ、そうだな…。特に観たい映画がある訳じゃないんだけど…」

「…」

何を観るかなんて、映画館に行ってから決めれば良いやと思ってた。

今は、何が上映されてるんだっけ?

恋愛モノじゃなきゃ何でも良い。

「…だったら、映画館は遠慮します」

えっ。

結月君、今何て?

「星ちゃんさんがどうしても観たい映画があるなら、付き合いますけど…。そうじゃないならやめておきます」

「あ、そ、そっか…」

ま…まさか断られるとは。

あれほど押しに弱い結月君が。断るときはきっぱり断るのね。

でも、何でそんなに頑なに、映画館デビューを敬遠するんだろう。

鋼の意志があるんだろうか。決して映画館には行かぬ!みたいな。

ぐぬぬ。

こんなことなら、嘘でも観たい映画をリクエストすれば良かったかな。

なんて、後悔しても仕方なかった。
断られてしまったものは、どうしようもない。

他に何か…デート案を見つけなくては。

何が良いだろう。

「じ、じゃあ何処に行こっか。えぇっと…。あ、ならカラオケでも行く?」

結月君と付き合うことになった、きっかけとなった場所だね。

しかし。

「カラオケですか…。実は行ったことないんです」

映画館に行ったこともない結月君は、なんとカラオケに行ったこともなかった。

衝撃の新事実。

むしろ、何処なら行ったことあるの?

ボウリングとか、ゲームセンターとか、その辺も行ったことなさそうだね。

だからってなぁ…結月君と遊園地デートは重いし…。

…動物園や水族館も、重いな。

じゃあ、他に行けるところ…。

「あ、スイーツバイキングとかどう?確か、駅前のホテルにあるレストランで、スイーツバイキングやってるって真菜が…」
 
「…遠慮します」

駄目だった。

えぇ…?何で駄目なの?

何かこだわりがあるとか?

「…何処なら良いの?」

いっそ、結月君の意見を採用した方が良いかもしれない。

「そうですね…。何処でも良いんですけど、恥ずかしながら僕はお金に余裕がないので、お金のかからないところにして欲しいんです」

「…」

あっけらかんと、何事もなかったように言われ。

知り合いや友達に、そんなことを言われたのは初めてで。

私はポカンとして、結月君の顔をまじまじ見つめてしまった。

…正直、「映画館行ったことない」よりもびっくりした。
…そりゃ、私だってたまにあるよ?

今月新作のコスメを買い過ぎたり、ライブに行ってグッズを買いまくって、金欠になったり。

「あー、今月ピンチだ〜」と真菜達に愚痴ることもしばしば。

そんなときは、セルフ質素倹約令とばかりに。

学校帰りのコンビニスイーツを我慢したり、フリマアプリで要らないものを売って小金を作ったり、遊びに行く回数を減らしたり。

そんな工夫をして、来月まで細々と暮らすの。

あるいは、お母さんに追加のお小遣いを無心することもある。

そんなときお母さんは、「全くもう…」とか言いながら。

お皿洗いや風呂掃除、庭の草むしりと引き換えに、追加のお小遣いを渡してくれる。

そういうことは、私だってたまにあるよ?

…あるけど。

でも、結月君の場合…。

そういうことじゃない…ん、だよね?この言い方だと…。

今月金欠だから無理、って訳じゃなくて…。

「え、と…それは…来月になっても無理ってこと?今月ピンチだから、じゃなくて?」

「はい」

「お小遣いもらってないの?」

我ながら、結構失礼なことを聞いてしまった。

つい口をついて出てしまった。

けど、結月君は涼しい顔で答えた。

「そうですね。必要なものがあるときは、その都度申告してから買う家庭なので」

「…」

…マジか。

毎月、月が変われば自動的に定額でお小遣いがもらえる家庭で育った私には、考えられない。

欲しいものがあるとき、いちいち親に頼まなきゃならないってこと?

めちゃくちゃ面倒じゃん。

ふいっと立ち寄ったお店で、衝動買いしたくなったときとかどうするんだろう。

いちいち家に帰って、親に申告しなきゃならないの?

それじゃあ、もう衝動買いじゃないよ。計画的な買い物だよ。

私には、とても耐えられそうにない。

「正直うちは、あまり余裕がある訳じゃないので。僕が遊びに行く為だけに、余計な出費をさせたくはないんです」

「…」

恥ずかしいことではないとばかりに、あまりにさらっと言われて。

私は呆気に取られてしまった。

それってつまり、要するに。

「うちは貧乏で、お小遣いももらってないから、お金のかかる遊びは出来ません」って宣言してるようなもの。

バイトをしようにも、うちの学校はバイト禁止で、バレたら厄介なことになる。

しかし、そういうことを恥ずかしがらず、隠すこともなく、きっぱり言ってしまえるのは凄いと思う。
 
潔いなって。

私だったら多分、恥ずかしくてそんなこと知り合いには言えない。

でも…そうね。

それならそうと、いっそはっきり伝えてくれた方が…コソコソ隠さずに済むから良いのかも…。
成程、そっか。

結月君家って、貧乏だったんだ。

…なんか、身も蓋もない言い方だけど。

そう言われたら、納得することが色々ある。

そもそも結月君は、成績優等生だけに与えられる、学費免除枠で入学してる訳だし。

わざわざ学費免除枠で入学したのは、学費がかからない学校に入りたかったからなのか。

それだけじゃない。

どんなときでも、頑なに水筒とお弁当を持ってきて。

購買部で買い食いしたり、自販機で飲み物を買ったりもしない。
 
そもそも、学校に財布を持ってくることもない。

エコだなと思ってたけど、あれはエコって言うより。

単なる節約の一環だったんだ。

前回のデートだって、入園無料の自然公園だったもんね。

もしかして、映画館に行ったこともカラオケに行ったこともないのも、それが理由?
 
厳しい家庭だからじゃなくて、単にお家が貧乏だから?

…そう思うと。

何だか結月君が、凄く可哀想に思えてくる。

…大変なんだな…結月君も…。

裕福ではないけど、決して貧しいとは言えない家庭に育った私では、とても理解出来ないようなことが。

きっとこれまで、結月君の身にはたくさん起きたんだろうな。

何て言えば良いんだろう?

「大変だね」とか?「苦労してるんだね」とか?

何を言っても、皮肉に聞こえそう…。 

それで結局、何も言えずに黙り込んでしまった。

すると。

「…そんな訳ですから、星ちゃんさん」

何も気にしてないみたいな顔で、結月君は言った。

「出かけるなら、ハイキングにでも行きませんか?」

え?

「は、ハイキング…?」

「はい。○○町にある初心者向けのハイキングコースに。今は、紅葉が見頃だそうです」

あ、成程…。山登りか。

確かに、それからお金は大してかからないよね。

突き詰めればハイキングなんて、ただ歩くだけだし。

「僕、今度はフルーツサンド作っていきますから。山頂で食べましょう」

…結月君…。

結月君は、結月君なりに。

お金のかかる遊び場所には行けないけど、その代わり何処なら一緒に行けるか。

お金をかけずに、少しでも楽しめるように…色々考えてくれてるんだ。

彼のその気遣いに、悲しいような、嬉しいような。

何とも言えない気分になった。

でも…うん、そうだね。

折角結月君が「ここなら行けるよ」って、自分から言ってくれてるんだし。

だったら、私もそれに応えないと。

別に良いや、映画館は。

そもそも私の発案じゃないし。さっきも言った通り、何か観たい映画がある訳でもない。

どうしても行きたいなら一人で行くか、真菜達を誘えば良いんだし。

折角結月君と出かけるから、結月君としか行けないところに行こう。

真菜や海咲に、「ハイキングに行こう」なんて言ったって。

多分二人共びっくりして、そして大笑いするだけだろう。

「一体どういう風の吹き回し?」ってね。

ハイキングなんて、行くの初めてだけど。

たまにはそういう経験も悪くない。
「うん、分かった…。じゃあ、結月君がさっき言ったハイキング、やってみよう」

「つまらないかもしれませんね。済みません」

と、結月君は苦笑いしながら言った。

まさか。

「そんなことないよ。ちょっと意外だったけど…」

でも、ほら。

紅葉なんて、今の季節しか見られないんだから。

毎年毎年、何処かに紅葉見に行きたいなとは思ってるんだよ。
 
でも、何だかんだ結局行けないまま、紅葉のシーズンを逃しちゃって。

「また来年でいっか」となるのを、もう五年くらいは繰り返している気がする。

今年こそ、有言実行のときということだ。

その機会を、結月君がくれたんだと思おう。

と、前向きに解釈。

「たまには良いよね。私も紅葉見たかったし…」

「そうですか」

「じゃ、週末はハイキングデートってことで。宜しくね」

「はい、宜しくお願いします」

衝撃の事実を告白されて、びっくりしたけど。

そうと分かればスッキリした。

下手に隠されて、変な言い訳されるよりは、こっちも気持ちが楽だ。

そういうところは、結月君の良いところだと思う。素直に。
そして、迎えた週末。

私は、人生初のハイキングデートに臨もうとしていた。

今度は、服装に悩むということはそんなになかった。

やっぱりハイキングなんだから、動きやすい服が良いよね。

普段よりは薄着をした。

だって動き回るんだから、厚着してたらきっと暑くなるだろうと思って。

あとは、日差しよけに帽子を被るとして…。

で、服装はそれで良いんだけど。

「靴、どうしよっかな…」

私は玄関の靴箱を開けて、履いていく靴について考えた。

歩きに行くんだから、やっぱり、歩きやすい靴が良いよね。

スニーカーとか。

でも、前回も私、スニーカー履いていったんだよね。

しかも、白いスニーカー。

これは履き慣れてるし、お気に入りでもあるんだけど。

山を歩くんだから、もしかして、白いスニーカーだと汚れてしまうんじゃないか、と心配になったのだ。

折角のお気に入りの靴を、泥で汚したくはなかった。

じゃあ、別の靴にしよっか…。

「お、そうだ」

私は、真新しい靴箱に手を伸ばした。

そこには先々月買った、おニューのスニーカーが入っていた。

こちらは茶色なので、万が一泥がはねても、汚れはそんなに気にならない。

これまで、買っただけで一度も履いていなかった。

いやね、このスニーカーをお店で見つけたとき。

一目惚れで「欲しい!」と思って、それこそ衝動買いしたんだけど。

家に持ち帰ってみると、自分でもびっくりするほど熱が冷めちゃって。

今履いてるのもあるし、これはまだ良いかとばかりに、靴箱の肥やしにしてしまっていた。

そういうことをするから、私は金欠になる。

少しは結月君みたいに、計画的になるべきだね。

とはいえ、今回は良い機会だ。

今こそ、この新品スニーカーを下ろすときでは?

丁度良いや。

じゃ、これを履いていこうっと。

私は新しいスニーカーに足を入れた。

まだ新品のせいか、ちょっとキツかった。

それに、衝動買いをした結果、試し履きもせずに買ったせいか。

いざ足を入れてみると、ちょっと小さいのか、爪先がキツいように感じた。

しまったな。

もうワンサイズ大きいのにしておけば良かったかな?

靴って、たまに表示のサイズよりちょっと小さく感じたり、逆に大きく感じることってあるよね。

履いてみなければ分からない。

歩き出してから、足が痛くなるかなと思って。

やっぱり別の靴に履き替えに帰ろうか、と少し考えた。

でも。

今から家に帰ってたら、待ち合わせ時間に遅れるかもしれない。

まぁ、良いや。

まだ新しいから、足に慣れてないだけだ。

しばらく歩いてたら、柔らかくなって、足に合うようになるだろう。

と、軽く考えていた。

その私の考えの甘さが、後にあんな事態を引き起こすことになるとも知らず。
靴のことで、モタモタしていたせいか。

待ち合わせ場所に着くと、そこには既に結月君が待っていた。

「結月君、おはよ」

「おはようございます」

今日も結月君は、和柄模様の服を着ていた。

それ、やっぱり好きなのかな。

って言うか、何だか厚着じゃない?暑くないのかな。

まぁ、小姑みたいに、いちいち指摘したりはしないけど。

「ごめんね、待たせちゃって」

「いえ、大丈夫ですよ」

前のデートのときも、結月君、先に来て待ってたよね。

私も、待ち合わせ時間には5分は早めに着くように心掛けてるんだけど。

結月君は、それ以上に早めに来るらしい。

真面目だよねぇ。

「それじゃ、行きましょうか」

「うん、出発進行」

無事、結月君と合流した私は。

結月君と共に、いざハイキングに向かった。
ハイキングコースのある○○町までは、バスで行った。
 
結構遠いのかなと思っていたら、精々15分程度、バスに揺られていると。

あっという間に、目的地に到着。

紅葉のシーズンだからか、多くの人がハイキングに臨もうとしていた。

へー…。案外人多いんだ。

…ところで。

「私、ハイキングなんて初めてなんだけど…」

今更だよね。

「ここのコースって、初心者でも大丈夫なの?」

いえ、上級者向けです、とか言われたら。

悪いけど、私は途中で離脱することを先に宣言しておく。

私運動部に入ってる癖に、そんなに体力ないから。

なんちゃって運動部だから。

しかし、結月君はそこもちゃんと考えてくれていた。

「中級者以上の方向けのコースもありますけど、ちゃんと初心者コースもありますよ。今日はそちらに行きましょう」

あ、良かった。

それなら安心だね。

「結月君は、上級者コースに登ったことあるの?」

「お恥ずかしながら…。挑戦してみたことはあるんですが、山頂まで辿り着けず」

と、結月君はちょっと恥ずかしそうに言った。

それは恥ずかしがるんだ。

「八合目辺りでギブアップして、そのまま下山して…。それ以来、挑戦していません」

へぇ〜。

初志貫徹!って感じの結月君でも、そういうことってあるんだ。

ちょっと意外。

「でも、挑戦するだけ偉いじゃん」

それに、八合目までは登れたんでしょ?

ハイキング未経験の私からしたら、それだけでも凄いことだと思うよ。

ほぼ上級者と言っても、過言ではない。

「そ、そうですか?」

「うん。偉い偉い」

同じ男でも、正樹や隆盛にはない度胸だよ。

あの二人だったら、多分今頃、ゲームセンターでレースゲームに夢中だからさ。

それを思えば、ハイキングに挑戦してる結月君って凄いよね。

「意外とアクティブなんだよね、結月君って」

結月君と付き合ってみるまでは。

モサッとして、地味で、自宅に引きこもっていそうなイメージしかなかった。正直なところ。

でもこうしてみると、意外とこの人、よく動くんだよ。

文化祭のアンケート用紙の作成だって、率先して動いてたもんね。

自然公園で歩いたり、こうしてハイキングして紅葉を見に来たり。

意外とアクティブなんだ。

「スポーツとか好きなの?」
 
「嫌いではないですよ。得意ってほどではないですけど…」

「ふぅん?走るの速そうだけど」

「あ、はい。走るのは速いんですよ、比較的…。50メートル走、6秒台なんで…」

「本当に速いね!?」

やっぱりスポーツ得意なんじゃん。

それだけ足速くて、スポーツ苦手とは言わせないわよ。

50メートル走、9秒を切れたことに喜んでる私からしたら。

君はチーターみたいなものだ。