その日はそれきりこぅじサンを避けてしまった。 

黙って飲み続けた私とこぅじサンを見て、帰りぎわナオトさんが声をかけてきた。 

『何かあったか?』

人の心配する時くらぃグラサン取れょ…

『何でもなぃ。』

『………何かあったら話せよ?これ俺の名刺だから。』

マヂ心配してくれてんの? 
『ぁりがと…ごめん。』